motocchioの食いしん坊日記

自炊復帰

日常生活復帰への第一目標は、ごはんの用意ができるようになることでした。初めて作るごはんは絶対和食と心に決めていました。

退院してから3日目の晩、クマ夫に買って来てもらった材料で作ったのが、鶏つくね団子と白菜の鍋。虎の子の乾燥ゴボウをたっぷり入れるのが我が家風。鍋物は簡単だからと高をくくってたんですが、こちらには鶏の挽肉なんて売ってないから、フードプロセッサーで挽肉作ったりなんかしてたら結構時間がかかって疲れました。でも、ひさしぶりに口にする日本の冬の味には思いっきりいやされました。ただ、料理で燃え尽きて写真を撮りわすれた...

翌日鍋物の残りにラーメンを投入して1人お昼。おダシがたっぷりしみたくたくた白菜と葱のおいしさよ!
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ああ、この写真もピントが...

鍋物は2度おいしいのがうれしいですね :)

退院直後の食事:マンマはエライ

退院する前の最後の診察で、食事制限一切ない、アルコールもOKと言われました。絆創膏を貼ったままであればシャワーも浴びてよいとのこと。ただしお風呂、スポーツ、それから、2キロ以上の荷物を持つのは傷口が開いてしまう恐れがあるので当分禁止。

退院してからの家での食事の世話は、徒歩5分の距離に住むクマ夫のお母さんが申し出てくれました。タッパーに詰められた食べ物をクマ夫が取りに行き、温め直して食べるという体制。

退院日のお昼ごはんはセモリナ粉で作ったニョッキのスープ。ニョッキもブロードも手作りです。
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手術の後に食べたかったのがこれ!ほっとする味。

これは退院日の翌日のお昼ごはん。ポルペッタ(肉団子)、じゃがいもとコールラビのオーブン焼き、グリーンサラダ。
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ポルペッタは大人も子どもも大好きなマンマの味!外はカリカリ、中はほっくり。トマトソースで煮込んでもおいしい。グリーンサラダによくあいます。
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そして、翌々日は、ナポリ料理。肉巻き野菜入りのトマトソースを和えたZiti。Zitiは、中が空洞の筒型のパスタ。最初から切ってあるタイプとロングタイプがあります。ロングタイプを買って来て、手で3〜4センチの長さにバキバキ折ってから使うのがクマ母スタイル。ランダムに折れたパスタにソースがからまっておいしい。ソースはあたためている段階でおろしたパルミジャーノをたっぷり入れて煮とかし、パスタを和えてから食べる時にもたっぷりかけていただきます。寒い冬にぴったりなパスタです。
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写真のピントが手前すぎた...

デザートもつけてくれました。リンゴとアプリコットジャムを詰めた手作りのパイ。
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世のお母さんというのは頼りにされると燃えるものなのでしょうか。毎日何が食べたいのか電話で尋ねてくれて、大はりきりでリクエストに応えてくれました。好意に甘えて、退院してから三日間お世話になりました。クマ夫と料理に舌鼓を打ちながら、「古今東西、マンマはエライ!」という話になりました。

病院の食生活:手術後

手術の日の翌日、出て来たお昼ごはんはこれでした。

い、いきなりラザーニャかい?いやはやコッテリ ^^;
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ほとんど動いてなかったので、まだ食欲が戻っておらず、ラザーニャ以外のものだけいただきました。

この日は、クマ夫父母、叔母さん夫婦四人がそろってお見舞いにきてくれました。ありがたかったけど、チト疲れたw

夕食は、これまたイタリアン。薄く平たいパスタで具を包みホワイトソースを欠けてオーブンで焼いたカネローニ。味は今イチだったし、まだ食欲がなかったので、一切れの半分だけ食べました。にんじんスープが意外においしかった!
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撮ったときは気づかなかったけど、カネローニ、奥の布団にビジュアルがそっくりw

そして、手術日の翌々日の食事です。この日のメニューは前日、看護婦さんがメニューを持って来てくれて、三つの選択肢から選べました。何て贅沢なサービス!

まずは昼食。柔らかく茹でて薄切りにした牛肉にジャガイモと青菜の付け合わせ、身にパスタ入りスープ、ラディッキョのサラダ、ピーチメルバ。
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これは今回の入院で口にした食事の中で断トツでおいしかった!メインも付け合わせもさることながら、デザートのおいしさに感動。ビーチの下にはカスタードクリームとスポンジケーキ。飾りの生クリームもおいしい... 初めて全品たいらげました。

この日の夕飯はポテトニョッキのトマトソースがけにアスパラクリームスープ。
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お昼に比べると、ぐっと地味ですね。スープはおいしかったですが、ニョッキは今イチかな。病院の食事なので期待する方が間違ってるのかもしれない。

これはイタリアの家族から聞いた話なのですが、ブルニコはお金持ちの街だけのことはあって食事のサービスもいいんだそうです。貧乏な街の病院とか、ナイフやフォークは使い捨てのプラスチック(これって寂しすぎる >_<)。ボローニャでは、自宅から持参するようあらかじめ指示がある病院もあるのだとか。イタリアって確かに個人も地方もバラバラだけど、ここまで地域格差があるなんて...

手術日から3日目に朝食をすませてから診察を受けて無事退院。という訳で、病院食事レポはこれでおしまい。思ったほどひどくはなかったというのが正直な感想です。ただ、この食生活をずっと続けるのはキツいかもしれない...

病院の食生活:朝ごはん

手術日の夜、さして痛みもなく、無事に上手くいって安堵したのも手伝ってか、たっぷり寝ることができました。

さて入院してから初めての朝ごはん。手術日の朝、絶食している私の横で、同室の女性2人がおいしそうに食べていたメニュー!

カフェオレにセンメル(ドイツではンメル)、バターにアプリコットジャム。ウィーンのカフェの定番モーニングメニューと同じですね。ブルニコは元オーストリア領なので、朝食にも伝統の名残があるということなのでしょう。
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右奥の二つの陶製のピッチャーにはそれぞれ温かいドイツ風ドリップコーヒーとホットミルクが入ってます。蓋はシリコン製?!デザインも色合いもシンプルでかわいいし持ちやすいし、保温性もばっちり。思わず自宅用にほしくなりました。

よいしょと起き上がって、ベッドの上でいただきました。うーん、センメルは焼きたてで、皮はカリカリ、中はしっかりもちっとした食感。バターもジャムもおいしい!熱々のカフェオレもおいしくて、カップに3杯も飲んじゃったw 

翌日も翌々日も同じメニューでした。一年中これなんでしょうねw 

今、写真を見ながら気づいたんですが、やさしいイエローは気持ちがほっとしますね。そういえば、私が子どもの頃に入院した病院のトレーや食器はことごとく寒色だったなあ。あのグリーンブルーとグレーが混じったような色... 思い出しただけで侘しくなる。ただでさえ気持ちが沈みがちな病院での生活。色使いひとつで、気持ちがすこしでも明るくなるのなら、そうするに越したことはないですよね。数年前に甥っ子が肺炎で入院した時、病院のインテリアに暖色が上手に使ってあって、日本の病院もいい方向に変わってきてるんだなあと感心した覚えあり。食器の色使いにも工夫がなされているのかもしれないですね。

病院の食生活:手術日

手術当日は朝から絶食!
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digiuno(ディジューノ)とはイタリア語で『絶食』

食事の替わりに栄養補給(?)に10時すぎから1時間半ぐらいかけて、点滴をたてつづけに3本打たれる。

手術室から病室に帰って来たのは3時半すぎ。次から次へと点滴を打たれる。

夕飯はまた本日もパスタ・スープに梨のコンポート。写真を撮る元気はさすがになかった...
イタリア在住、ときどき日本。
食いしん坊でカメきちな日々を気まぐれにつづります。
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