motocchioの食いしん坊日記

豚肉の薄切りで肉じゃが

近所のアジア食料品店で、な、なんと、糸こんにゃく発見!!!

漂白されてまっちろなのは好みじゃないけど、そんな贅沢なことは言ってられない!即座に買い物かごに入れました。

これを店頭で見た時に真っ先に頭の中で叫んだ台詞:

これで肉じゃがが作れる~っ!

しかし、こんにゃくが手に入ったからといって、そんなにすんなり作れる訳じゃございません。イタリアには薄切り肉は売ってないのです。肉じゃがは牛肉で作りたいところですが無理なので、自家製の豚バラ薄切り使用。どうやって作るかというと、豚バラの固まりを買ってきて、小さなブロックに切り分けてから冷凍し、半解凍したものを薄切りにします。

ネットで調べたら、豚で作る肉じゃがのレシピもけっこうあるんですね。私は牛肉バージョンしか食べたことないので、興味津々で作ってみました。
肉じゃが2

できあがり~。
牛肉に比べてあっさりした味わい。初日は煮込みが足らなかったのか、味がまだしみてなかったし肉も固めでしたが、2日めはかなりおいしくなりました。

こんなに苦労してやっと作った肉じゃがなのにクマ夫曰く「牛肉で作った肉じゃがの方がおいしい」!!!どうしてこういうこと言うかね?!フンッ!

カステルッチョのレンズ豆

イタリアではレンズ豆といえばウンブリア州ということになってます。特にウンブリア州カステルッチョ産のもの!

早いものでカステルッチョを訪れたのはもう1年前のこと(その時の様子はこちら)。春になるとレンズ豆畑に色とりどりの花が咲き乱れて、それはそれは美しいらしいのです。いつかその時期にカステルッチョを訪れるのは、いつか実現したい夢のひとつです。

それはさておいて、先日仲良しの女ともだちF.C.のお母さんが、私の誕生日にカステルッチョ産のレンズ豆をプレゼントしてくれました。半キロの小袋です。カステルッチョのレンズ豆の特徴は粒が小さいこと。
casteluccio1

カステルッチョに古くから伝わるレシピを使って、サルシッチャ(イタリアの生ソーセージ)と一緒に煮込みにしました。まずは、セロリとにんにくと一緒にたっぷりの塩水でレンズ豆がアルデンテになるまで下煮にしておきます。別鍋でセロリのみじん切りをオリーブオイルで炒めて、途中でソーセージも入れて表面がこんがりするまで焼きます。水、下茹でしておいたレンズ豆、トマトピューレ、にんにく一片、チリペッパー少々を加えて、レンズ豆が柔らかくなるまでことこと煮ます。
casteluccio2
煮込み中

カリカリにトーストしたパンを添えていただきま〜す!
lenticchie2_blog

おいしかった

イタリアではレンズ豆はコインの象徴で縁起物。新年には今年は儲かりますようにという思いを込めて、レンズ豆の煮込みを食べます。中に入れるのは(すくなくとも北イタリアでは)サルシッチャよりもコテキーノとザンポーネが一般的。クマ夫のお父さんの大好物ですが、どちらもヘビーすぎて、わたしはちょっと苦手。でも、このカステルッチョ風の煮込みはボリュームがほどよく気に入りました。

ラフティー

先日中国人のお客さんがありました。イタリアに一ヶ月前に引っ越してきた青年で、クマ夫の職場の後輩です。何が食べたいのかクマ夫経由でたずねたら、とにかく白いごはんが食べたいとのこと。そうかあ... 気持ちはわかるよ。いくらイタリア料理がおいしいとはいえ、毎日パスタやパニーニだったらうんざりするし、ごはんが恋しくなるよね。よし、わたしに任せて!

と、使命感にかられてメニューを考えました。いろいろ迷いましたが、落ち着いたのがこちらの和中折衷メニューです:
ー 菜食蓮根餅(からし醤油添え)
ー 赤かぶの梅酢和え
ー アスパラのバター醤油炒め
ー 大根とシトロンコンフィのサラダ
ー 茄子と青唐辛子のピリ辛味噌炒め
ー ラフティー(沖縄風豚の角煮)

どれも普段うちでよく作っている料理なのですが、豚の角煮はひさしぶりでちょっと緊張しました。ちょっと手順を誤ると、固くなったり、柔らかくなってもジューシーさにかけてスカスカになったりするのです。しかも客人は中国人…いつもは有本葉子さんのニンニクたっぷりの長崎風豚の角煮のレシピを使っているのですが、何故か気分はラフティー(沖縄風の豚の角煮)です。泡盛(なければ日本酒)たっぷり入れてしっかり下茹でしてから、カツオだし、砂糖、醤油でコトコト煮ます。ニンニクは入らず、カツオだしが入るのが特徴です。しかし、下煮が終わってからは、東坡肉(本家中国の豚の角煮)を作る時の要領で、丼に煮汁ごと入れて4時間ほど蒸しました。蒸す方が煮るよりも火のあたりかたが柔らかくふっくらジューシーに仕上がるんだそうです。途中ときどき肉をひっくりかえしたり、煮汁をかけたりして、面倒をみます。

できあがりです。
豚の角煮

最後にこれを出したとき、中国人の青年は「スゴイ!」と日本語で歓声をあげてくれましたが、(彼はイタリアに来る前は日本に3年間住んでいたので日本語ペラペラ)、彼が実際に味見してからの感想を聞くまではドキドキ。一口食べて「おいしいです!」と嬉しそうに言ってからは終始無言。途中ごはんをおかわりして、一滴の汁も残すことなく完食してくれました。ほっとしました。

東坡肉風に仕上げたラフティ、今まで作った豚の角煮でいちばん気に入りました。にんにくが入らずダシで煮るので、やさしい味わいです。皮付きの豚バラの固まりを使ったのですが、この皮の部分がとろっとして一番おいしい。今回使った豚バラは赤身が多いヘルシー版でしたが、角煮にはなるべく赤身と脂肪が同じような厚さで層になっているものを使った方がより柔らかな仕上がりになるそうなので、次回はそういう部位を使ってみたい。カロリーが気になりますが、ここまで手間をかけてたまに作る料理だから、ま、いっか ^^;

いつか本格的に泡盛で作ってみたいなあ。って、イタリアでどうやって?!

イカとグリーンピースの煮込み

春になって、市場の野菜スタンドの顔ぶれががらりと変わりました。今、旬なのがさや入りグリーンピース。日本だと豆ごはん!イタリアでも豆ごはんを作ってますが、先日は趣向を変えてSeppie in umido con piselli (甲イカとグリーンピースの煮込み)を作ってみました。

この一品、元々はローマあたりの郷土料理らしいです。数年前の春、料理上手の女友だちSさんが作ってくれたのがあまりにおいしくて、自分でも作りたいと思いつつ今にいたりました。材料そろえて、Sさんに携帯メールで作り方を教えてもらって、いざ挑戦!

作り方はいたってシンプル:
1 玉ねぎのみじんぎりをオリーブオイルで炒めて香りがしてきたら、皮をむいてきれいに洗って切っておいたイカを入れて数分炒める。
2 白ワイン少々入れて火を強めて蒸発させてから、トマト、グリーンピースを加えて30分ほど煮る(お好みで鷹の爪も)途中水気が足れなくなったら水を加える。
3 最後に塩こしょうで味を整えて、パセリのみじん切りを入れて混ぜたらできあがり〜

sepie in umido con piselli

熱々パンといっしょにいただきます。イカは柔らかく、イカのダシがしみたグリーンピースとトマトソースもおいしい!白ワインとの相性も抜群です。

Sさんの話によると、夏にはさや入りの虎豆をイカとローズマリーといっしょに煮込むのだとか。こちらのバージョンもいつか試してみたいものです。

台湾おでん

台湾おでん。『檀流クッキング』の読者にはおなじみのレシピの一つだ。最高気温が0度にも満たなかった厳寒の日、どうしても食べたくなって作ってみた。

作り方は、先日eさんがブログで紹介してくれていたこちらのページを参考に。材料を全て鍋にぶちこんで2〜3時間煮込むだけ。使った材料は、豚バラの小さな固まり、ポロ葱(長ネギの代用)、ダシ昆布、乾燥椎茸、ゆで卵、酒、醤油少々。

煮込んでる間に何ともいえず懐かしい匂いが漂ってくる。最初のうちは、昆布、椎茸、豚肉、ポロ葱がそれぞれ自己を主張しているが、時間が経つにつれて仲良しになって渾然一体となって香りのハーモニーを醸しだす。お砂糖やみりんは入らないが、たっぷりの葱のおかげで自然の甘みがほんのりつく仕掛け。
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練り辛子をたっぷり添えていただいた。おいしい... お肉が入るけれど、滋味があってほっとする味。豚バラを入れるとこってりしがちだけれど、意外にあっさり。どの具もおいしいが、ダシがしみこんで柔らかくなった葱のおいしさに一番感動。これを炊きたての白いご飯の上にのせて食べたらどんなにおいしいだろうか...

ということで、翌日のお昼ごはんは、残りを炊きたてごはんの上に汁ごとのっけて丼にした。
oden donburi

幸せ... 至福の台湾おでん丼 ♪
イタリア在住、ときどき日本。
食いしん坊でカメきちな日々を気まぐれにつづります。
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