motocchioの食いしん坊日記

お正月の食べ物

お正月といえばお雑煮におせち料理。黒豆、きんとん(でも、実家のはパイナップル入り)、たたきごぼうの胡麻和え、干し鱈の甘煮、昆布巻き、数の子、伊達巻き、かまぼこなど... おせち料理ってホントに地味だねえ。

実家の元日の夕方の新年会に必ず登場するのが母が仕込んだおでん。

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これを食べると新年が来たんだなあという気持ちになる
ゆでカニももれなくついてくる(そう、ここは鳥取!)

去年から私が筑前煮も作るようになりました。何のことはない自分が食べたいからなんですが ^^;

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土井勝さんの作り方を参考にしています

今年初登場でヒットだったのが、母が思いついて作った干し大根のなます。裏の畑で取れた大根を長方形の薄切りにして、ザルにひろげてストーブの前において一日干してから、人参、昆布、焼きするめを裂いたもの、ゆずの皮といっしょに甘酢であえます。干し大根のパリパリした歯ごたえが楽しい。芋焼酎のお湯割りのアテにもぴったりです。これはぜひイタリアでも作ってみようと思っています。
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大雪のお正月

大晦日の朝、雪がふりはじめました。こたつにあたってぼーっとしていたんですが、「シャッターチャンス到来!」とカメラ片手に外へ飛び出しました。傘をさしてはいたんですが、ぼたん雪でレンズが濡れ続け、こまめにぬぐってはいたんですが撮影難航。ついには電気系統がいかれてカメラが正常に作動しなくなってしまったんですが、すぐ家へ走って帰ってヘアドライヤーで乾かしたら蘇生してほっとしました。

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実家前の川端沿いの空き地

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実家の前の道
雪が降り始めると、とたんに景色がモノクロ化していく

この調子で一日中、一晩中降り続け、元日の朝を迎えました。家の玄関の戸を開けたら...

ひえ〜っ!

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大晦日、元日と父がせっせと雪かきをして最低限の通路を確保。こんなに降ったのは本当にひさしぶり。

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この大雪により県内では大山町から琴浦町にかけての国道9号線沿いで600台以上の車が立ち往生し、1000人あまりが路上で元日の朝を迎えるはめになりました。また、あちこちで停電があったり、漁港では多くの漁船が転覆したり、交通がマヒしたりと、様々な影響がありました。

わたしの実家では雪の重みで裏庭の八朔(ハッサク)の木の幹はさけてしまいました。

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数日後の朝日新聞全国版で目にしたのが、鳥取県琴浦町で大晦日前後に大雪のため立ち往生した約千台の車に住民が家にあるお米を持ち寄って公民館に集まり、朝から一俵半分のおにぎりを作って配ったり、積極的に自宅のトイレを使わせてあげたりという話。暗いニュースが続く日本ですが、こんなあたたかな人情が(すくなくとも鳥取では!)まだ残っていることが何だか誇らしくうれしかったです。

最後になりましたが、新年あけましておめでとうございます!皆さまにとって2011年がすばらしい年になりますように。そして、今年もどうぞよろしくお願いします。
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イタリア在住、ときどき日本。
食いしん坊でカメきちな日々を気まぐれにつづります。
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