motocchioの食いしん坊日記

水木しげるロード(2):妖怪の国

鬼太郎駅を出ると小雨が降っておりました。すると、何と、蛇の目傘を持ったネズミ男が!なかなか気のいい奴で、気軽に記念撮影に応じてくれます。私もしっかり甥っ子との2ショットを写真におさめました。
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まず目についたのが町中のあちこちに何気にあしらってある目玉おやじ。タクシーのてっぺんのランプもそうです。
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駅を出て、右手に曲がるとすぐ水木しげるロードが始まります。道の両側にいくつもの妖怪の銅像がぎっしり据えてあるのです(ロードマップはこちら)。
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クマ夫の大好きな豆腐小僧!
あどけない小僧さんにすすめられた豆腐を食べると、たちまち身体中にカビがはえちゃうから要注意

それから、河童の三平が好きな甥っ子の熱いリクエストで河童の泉へ。
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こちらが河童の三平

それから、妖怪神社。
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ようく見るとお札が妖怪キャラ!

歩道沿いにたくさん並んでいるブロンズ像で意外だったのが、ネコ娘とかぬりかべとか目玉親父とか、ゲゲゲの鬼太郎の主要キャラの銅像のサイズが非常に小さかったこと。子どもの頭ぐらいしかありませんでした。なぜ?!

街のあちこちに妖怪モチーフが何気にあしらわれております。
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他にも妖怪ベンチとかいろいろありました

水木ロードの両側はみやげもの屋と食べ物屋にほとんど埋め尽くされております。妖怪にちなんだ食べ物もいろいろ。
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食べたら身体中にカビがはえるとか?!

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おみやげに買って帰った妖怪まんじゅう
この写真を撮ったとき、鬼太郎とネズミ男のは、わたしとクマ夫の胃袋にすでに入ってしまっていた


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何故か、実家の母がお気に入りのサラリーマン山田
こ、これは妖怪なの?!


お店をひやかしたり、甥っ子と姪っ子の好きな銅像の前で記念撮影をしたりしているうちに、お昼の時間になりました。焼き鳥が食べたいという甥っ子の熱いリクエストに答えて、目当ての焼き鳥屋に行くと、つぶれていた!水木しげるロードにはいろいろな食べ物屋がありますが、ほとんどは日本海の海の幸を売り物にしたお店ばかりで、バラエティに欠けるのが難点。日本海の幸は大人は大喜びかもしれませんが、子どもウケは今ひとつかもしれません。私と妹はまぐろラーメンに心ひかれたんですが、子どもたちは今ひとつノリ気じゃない。とりあえず街で唯一と思われる洋食屋さんに入って何か食べてから、まぐろラーメンを味見することになりました。

洋食屋さんは、私たちが入った時は空いてましたが、あっという間に満席に。海の幸以外のものを出すお店が圧倒的に不足しているので、人気なのも納得です。
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広々としたブース席は居心地よかったで〜す

甥っ子はステーキ丼
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醤油味のステーキにネギとノリの組み合わせ
味見させてもらったら、おいしかった


妹は海鮮チャーハン
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そして、(カレー好きな)私はシーフードカレー
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いずれも冷凍ではなく新鮮な魚介類が使ってあっておいしかったです。食後、広々としたブース席で、子どもたちは妖怪文庫という本屋さんで買った妖怪図鑑に読みふけり、大人はコーヒーを飲んで、思い切りくつろぎました。しかし、お腹が一杯になってしまって、まぐろラーメンを食べる余裕は残っていなかった!残念でありました。

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リベンジの機会は果たして将来訪れるのか?!

まぐろラーメン屋のすぐ左が商店街アーケードの入り口です。
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どこの街でも見かけるたたずまい

このアーケードをすすむと、右手に水木しげる記念館があります。全ての道がローマに通じるがごとく、境港の全ての道はここ水木しげる記念館に続いているのです(ホントか?!)。
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甥っ子たちが怖がるので、建物の写真を撮って終わり

交通機関、飲食、グッズ、街の装飾など、ありとあらゆる工夫を凝らして妖怪キャラが活用されております。ここ境港は、水木しげるロードが出来る前は観光客などほとんど訪れることはない静かな漁港の街だった訳ですから、年間200万人が訪れる観光ブームは正に青天の霹靂、一獲千金の大チャンスでありましょう。ここまで妖怪キャラが百花繚乱に活用されているのは、ひとえに「著作権?!ああ、何でも自由に使ってかまわんよ」と言ってのけた水木しげる氏の太っ腹のおかげらしいです。
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街をあげての大感謝

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すでにもうスッカリなまけ者です、先生

行きはネコ娘列車でしたが、帰りは目玉親父列車。
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列車が出発する直前になって、ネズミ男が見送ってくれました!
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目玉親父列車はシートももちろん目玉親父パターン

最後に見たのが水木夫妻の銅像の後ろ姿。
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BGMやっぱりこれですね

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この池が見えてくると、家はもうすぐそこ

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水木しげるロード(1):妖怪列車で鬼太郎駅へ

山陰海岸ジオパークへ出かけた翌日、妹と子どもたち2人と一緒に境港の水木しげるロードに行ってまいりました。年間200万人あまりが訪れる鳥取県1の観光地でございます。まず特急スーパーまつかぜに乗って米子へ。まつかぜ、はじめて乗りましたが、2両しかないミニ特急でした!

さて、一時間ほどで米子駅、もとい、ねずみ男駅に到着です。ここで境港行きの列車に乗り換えます。
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待ち時間があったので駅の構内の喫茶店でお茶して一息ついてから、0番ホームへ。ここからJR境線の妖怪列車が発車するのです。
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0番ホーム付近には楽しい工夫がいろいろ凝らされています。例えば階段。
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妖怪列車を待ちながら記念撮影をして期待に胸をふくらませることができるようになっております。記念撮影を満喫しきった頃、私たちが乗る列車がホームに入ってきました!
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そう、何とネコ娘列車〜!電車本体はすべて総ピンクで一面にネコ娘のモチーフが描かれています。「うわ〜っ!」と盛り上がったところで乗車。何と、中もすべて総ピンクでネコ娘づくし。これは楽しいわー。
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ねずみ男駅から鬼太郎駅(境港)まで走る列車は各駅停車の鈍行。始点から終点の間に14の駅があり、それぞれ妖怪の名前がついているのです。鬼太郎マニアの甥っ子が、パンフレットを見ながら、知っている妖怪について解説してくれます(出発直前まで妖怪の復習に余念がなかっただけのことはあり、なかなか詳しい!)。カメラマンは全ての駅のホームの写真を撮る試練に挑む。それでは出発進行〜!

コロボックル駅
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ざしきわらし駅
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どろたぼう駅
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そでひき小僧駅
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傘化け駅
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あずきあらい駅
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この駅に停車している時に、車窓に突如現れた巨大なネズミ男。
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反対側の車線にはネズミ男列車が停車中でした。
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つちころび駅
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砂かけばばあ駅
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べとべとさん駅
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牛鬼駅
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すねこすり駅
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こなきじじい駅
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一反木綿駅
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キジムナー駅
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そして、鬼太郎駅!
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ここでもしっかり記念撮影。
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それでは、妖怪の国へまいりましょ〜。
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山陰海岸ジオパーク

夏は海の季節です!妹家族が海が大好きな私を城原(しらわら)海岸へ連れて行ってくれました。この海岸は山陰海岸ジオパークの中にあります。山陰海岸ジオパークは鳥取砂丘、浦富海岸を含む山陰海岸国立公園を中心とした貴重な地質遺産を含む、東西約110kmの自然公園エリアを指します。2010年、ユネスコが支援する「世界ジオパークネットワーク(GGN)に加盟認定されました。(以上こちらのサイトから引用)。城原海岸は岩場が多い独特の地形に特徴があるんだそうです。

城原海岸辺りの公道は崖に沿って走っています。車を停めてから海岸へ続く木製の階段を下りていきます。階段は木々に囲まれています。
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海が見えてきた!

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確かに岩の形がおもしろいねえ
子どもの遊び場に絶好だ!
浅瀬には小ガニとか小さな魚とか海の生き物がたくさんいそうだし

海岸に向かって左手に歩いていくと、大きな岩に囲まれた浅瀬に出ます。
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水がきれいだー
足をつけると気持ちいい!

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妹の家で手作りタコ焼きがメインの昼ご飯を食べて一休み。
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お次は、私の熱いリクエストで、鳥取砂丘!
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まずここで全貌を眺めて

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丘を目指す

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丘を登りきったすべてのものへのご褒美
潮風が感じながら思い思いに時をすごす
(写真をクリックすると大きなサイズになります)

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そして、丘をくだって、再び登ってスタート地点へ

里帰りの際はよく父に写真を撮りに連れていってもらうんですが、合計10分しか待っていてくれません(イラチ!)今回はのんびりすごせてよかったわ~。写真も心置きなくたくさん撮れました。妹家族に感謝!
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土用干し

梅干しは物心ついた時から母の漬けたものを食べている。今回の里帰りは珍しく土用干しの時期と重なった。

色と日持ちをよくするために梅と赤じそを干してから梅酢にもどす。これを何度も繰り返す。大変手間がかかる作業である。
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赤くなってきてる、赤くなってきてる

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今年もお疲れさま
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実家で料理したもの

里帰り中は母親の手料理を満喫するつもりでしたが、私がご飯を作ることもけっこうありました。

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左から時計周りで:
インゲンの干し貝柱炒め(ウー・ウェンさんのレシピ) > 超オススメ!
白イカと青ネギの中華サラダ
胡瓜とミョウガの酢の物(ミョウガ大好き~!)

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じゃがいものシャキシャキたらこ炒め(これもウー・ウェンさんのレシピ)

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最後の夜に作った夕飯
右上から:トマトと卵の中華炒め(これまたウー・ウェンさんのレシピ)
白イカと胡瓜のサラダ
油揚げと青菜の煮びたし


白イカと胡瓜のサラダは思いついて適当に作ったもの。刺身用の白イカを丸ごとさっと茹でたら(表面だけ火が通るぐらい)、氷水で冷やして千切りにし、胡瓜と青じその千切りとお皿に盛りつけるだけ。ポン酢で召し上がれ。お好みでおろしショウガも添えます。新鮮な白イカはお刺身と決まってます。両親は最初「もったいない!」と抵抗しておりましたが、食べながら喜んでおりました

こうやって振り返ってみると中華率、高っ!たまたま母が移動図書館から借りてきてたウー・ウェンさんのレシピ本の影響がもろに出ておりますね 
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イタリア在住、ときどき日本。
食いしん坊でカメきちな日々を気まぐれにつづります。
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