午前中の観光がぶじ終わったところで待望のお昼休憩。前日の歩きすぎで棒の様に凝った足を休める機会でもありました。
場所は前日通りがかって目をつけておいたカンポ・デ・フィオーリ広場 (Piazza Campo de' Fiori)の一角にあるモッツァレラ ・バーObika。水牛のミルクで作られたフレッシュなDOP(保護指定原産地表示認定)のカンパーニャ州産モッツァレラ・ディ・ブッファラ(水牛モッツァレラ)が売り物。四分の1ナポリ人でモッツァレラが大好物のクマ夫の熱いリクエストで行くことに。見るからにチェーンで最初は気がすすまなかったんですが、そろそろパスタやピッツァが主体の食事に疲れはじめていたので、ここでちょっと趣向を変えるのもいいかなと思いました。
カンポ・ディ・フィオーリは毎朝市場が立つ活気に満ちた庶民的な広場です。真冬だというのに小春日和のあたたかな陽気だったので、外のテーブルに座りました。
迷わず主力メニューの水牛モッツァレラ3種盛りをシェア。珍しいスモークされたモッツァレラ、それから、さっぱりフレッシュなタイプ、濃くのあるタイプのモッツァレラの組み合わせ。
焼きたてのフォカッチャ(絶品!!!)、グリルした野菜。
それからペスト3種。バジルのペスト、黒オリーブのペスト、ドライトマトのペスト。どれもおいしかったけれど、ドライトマトが出色の味でした。
クマ夫はベルギー・ビール、私は白ワインで乾杯!
たくさん歩いてお腹ペコペコだったこともあって、何を食べてもおいしい、おいしい... パクパクパクパク... ああだこうだ、味の感想を述べながら、猛スピードで食べる早食いカップル。
モッツァレラは確かにそれなりにおいしかったです。でも、近所のスーパーやチーズ屋でも負けず劣らずおいしいDOP水牛モッツァレラは食べられる... もっとおいしいのを食べたことあるかも。でも、食べ物はどれもおいしいし、メニューも勘所を押さえてると思います。フレッシュなフォカッチャは絶品だったので、注文しませんでしたが、ピッツァも多分おいしいのでは。
Obikaは国内のみならず世界中でビジネス展開してます。な、なんと東京やロサンゼルスにも支店がある!
ちなみにクマ夫曰く、本場カンパーニャ州では、日本の豆腐のごとく、その日の朝に作られたフレッシュな水牛モッツァレラを食べるのが当たり前なのだとか。夏休みに遊びにいった親戚の家では、お昼ごはんにそういうレベルのモッツァレラが一人一個出されたりするのだとか。私もいつか遊びに行ってみたい... カモラ(ナポリ・マフィア)の巣窟の街だけど...