motocchioの食いしん坊日記

結婚記念日は男の料理

6月29日は結婚記念日。当日の夜は別の予定が入っていたので、前日の夜に自宅でささやかにお祝い。この日はボローニャで仕事があって帰宅したのは夕方7時半すぎ。クマ夫が簡単な夕飯を作ってくれました。

メニューはブルスケッタ2種。ブルスケッタとは軽くトーストしたパンのスライスにトッピングをのせたオープンサンドの一種。フレッシュな野菜がおいしい夏は特によく食べられます。

クマ夫作のブルスケッタ第一弾は、ブラータと生ハムとルッコラのブルスケッタ(ブラータはプーリア州特産のフレッシュチーズで、モッツァレラが柔らかくクリーミーになったような味)。焼いたパンにEVオリーブオイルをかけてからトッピングをのせて、最後に再びオイルをたらしておりました。冷やしたサルジニア産ワインで乾杯!なかなか芸が細かいではないですか。
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Buona, buona, buonissima! (和訳:おいしい、おいしい、めちゃおいしい!)を連発しながらいただきました。

第2弾は、ツナ、トマトソース、オリーブ、ケッパー、赤唐辛子をよく混ぜたものをトッピングしたブルスケッタ。こちらにはトーストしたてのパンにニンニクをなすりつけて香りづけしておりました。またしても芸が細かい。さすがイタリア人、うまいもん食べて育ってるだけどのことはあって、門前の小僧習わぬ経を読むというところでしょうか。
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見た目は地味ですが、こちらも味はとてもよかったです。ただし、唐辛子を入れすぎたらしく辛いの何のって!2人で水とワインをがぶがぶ飲み、汗をだらだら流しながらいただきました

記念日当日は土曜日。食料の買い出しに行ったついでに花を買いました。
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シチリア料理でお疲れさまランチ

気がついたら一か月あまりブログを更新してませんでした。6月はとにかくいそがしかった... バタバタしているうちにあっという間に時間がたってました。

6月の最終金曜日の仕事を終えた時は、何とかぶじに魔の6月を切り抜けられたとホッと一息。夏休み前にボローニャへ出勤するのはこれが最後。まだ9月にも仕事がありますが、今年度もお疲れさまということで職場の同僚2人と、シドニーで日本語を教えているSさんも交えて、ランチに行ってまいりました。

こってりボリュームのあるボローニャ料理を夏に食べるのはちょっと辛い。ということで、向かったのは例によって職場の近くにあるシチリア料理の名店Da Francesco。メニューは毎日日替わり。熟考の末、四人で名物前菜の盛り合わせ2人前、それから、プリモを2品2皿ずつシェアすることにしました。

前菜の写真は不覚にも撮りわすれておりました!かわりに昨年のお疲れさま会で撮った写真をどうぞ。この前菜はいつ食べても本当においしい。いろんなものが少しずついただけるのもうれしい。シドニー在住のSさんも大感動。

プリモ一品目は白魚のフィリングを詰めた緑のトルッテリーニ。
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な、なんと、一品ずつ別のお皿に盛られて登場!盛りつけも味も素晴らしい。手打ちのパスタは適度に腰があってしなやか〜。中の詰め物もおいしい。上に飾られてる赤いのは、紅ショウガ! じゃなくて、サンドライトマトのみじん切りですね。パスタの繊細な味のいいアクセントになってました。プロっぽい使い方ですね。

おつぎはシチリア伝統料理の定番中の定番イワシと松の実のシチリア風パスタ。フィノキエットという天然のフェンネルの葉がハーブとして使われているのが特徴です(フィノキエットについての説明はこちらのページをご参照ください)
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使用されているパスタは太めの空洞ロングパスタのブカティーニ。この料理にブカティーニは太すぎますね。オーソドックスに細めのスパゲッティを使うのが一番ではないかと思います。味付けはとてもよいので惜しいと思いました。

すっきりとした辛口のシチリア産白ワインを飲みながら、話しがはずむ、はずむ〜

パスタを2品食べ終えて一息ついたところでデザート・タイム。いろいろ迷いましたが、私は初めてイチジクのジェラートを注文。ちょっと前に友だちからおいしいと聞いて、気になっていたのです。
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見た目がかわいいですね!お味の方は、正しくイチジクの味。クリーミーです。おいしかったのですが、同僚のKさんが頼んだカンパリ・シャーベットが更においしかった。ほろ苦く甘さ控えめの大人の味。感動しました。

おいしい料理、日本語での楽しいおしゃべり... 話がはずんでる最中に、お店の人から3時40分で閉店するという通告が。時計をみたら、あら、あと10分ほどしか時間がない。そそくさとお勘定をすませて、私はおおいそぎで中央駅、あとの3名はコーヒーを飲みに近所の別のお店にコーヒーへ。

最後は何だか慌ただしかったですが、和気あいあいと今年度の締めくくりを祝うことができて何よりでした。

Da Francesco

Via Mascarella, 75/A, Bologna
Tel: 051 246802

ローマの旅2013冬:最後の食事&arrivederci

滞在最終日の朝、ボルゲーゼ公園ですごした後、いよいよ最後の食事です。クマ夫が公園に隣接する国立近代美術館内にある素敵なレストランに連れていってくれました。

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やたら立派な建物
ここも元貴族のお屋敷


美術館の向かって左にレストランはあります。

入り口の様子
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天井が物凄く高くて、中はアートにあふれております。素敵!

一番奥のスペースのテーブルに座りました。窓からはボルゲーゼ公園の松が見えます。しあわせ。
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料理を注文して安心したら周りをきょろきょろ観察。私たちのテーブルの前はこんな感じ。
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注文した料理が出てきました。クマ夫が頼んだパッケリ(筒型のパスタ)。
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リコッタサラータのすりおろしがたっぷり〜
熱々のソースで柔らかくなります

私が注文した茄子のカヴァテッリ。おいしい!
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場所が立派だからといって料理の値段が特別高い訳ではないし、料理はおいしい。ここは穴場。夏は外のテラス席に座るのもよさそう。おすすめです。

大満足で荷物をとりにホテルまで歩いて帰りました。途中、フェリーニの映画『甘い生活』にも登場するヴェネト通りにある有名なカフェ・ド・パリの前を通りました。
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という訳で、だらだら続いた旅の報告はこれでおしまい。最後まで読んで下さった方、ありがとうございます。

ローマ、また遊びにいきたいな。また会う日まで、Arrivederci, Roma!
 

ローマの旅2013冬:cinque luneのお菓子

パンテオン見物した後、旅行ガイドで一押ししてあったPasticceria Cinque Lune (パスティッチェリア・チンクゥエ・ルーネ)へ。イタリア語で、パスティッチェリアは『お菓子屋』、チンクゥエ・ルーネは『五つの月』という意味。

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年季の入った建物の地階

お店に入ると、左手にお菓子がディスプレーされております。迷わず名物のこのお菓子を探すべし。
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紙よりも薄いパイ生地の中にリコッタチーズとカスタードクリームを混ぜたようなフィリングが詰めて焼いたもの。三つフレーバーがあります。真ん中のプレーンなタイプ、右の削ったチョコが散らしてあるタイプを一つずつ購入。入り口近くに置いてある椅子に座って食べました。

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外はカリッ、サクッと香ばしく、中はしっとり。甘さ控えめ。絶品なり!

パンテオンとナヴォーナ広場近く。

PASTICCERIA CINQUE LUNE
C. RINASCIMENTO 89

ローマの旅2013冬:ローマ風切り売りピザの工房

滞在3日はカンポ・デ・フィオーリ広場にあるObikaでランチ。お腹いっぱいでご機嫌さんになった後、広場をちょっとぶらぶらしました。

この広場は週日は毎朝、市場が立ち、花、野菜果物、生活用品などが売られており、庶民的な活気に満ちてます。広場を取り囲む建物の地階にはレストランやバール、ジェラテリア(ジェラート屋)が入っており、休憩にももってこい。
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数あるお店で最もにぎわっていたのがこの一角。
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FORNOの看板がある入り口から伸びる長蛇の列。ああ、そういえば、この広場には切り売りピザで有名な超有名ベーカリーがあるんだった!店名はずばりフォルノ・カンポ・デ・フィオーリ(Forno Campo De' Fiori)。小さな店内にこれだけの人がおさまるのは無理なので、人員整理専門のお店のおばさんが入り口に控えてました。私たちも一切れ味見したかったのですが、お昼はすませたばかりだったし、ピザはもうさんざん最初の2日に食べたので、断念しました。

何気にこの入り口の右側のお店の窓の中を除くと、わ〜、巨大な舌の形のピザを作ってるところが見える!!!
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この瞬間、この子どもと私の気持ちは同化していた

完全流れ作業。手前の窓側に発酵済みのピザ一枚分が並べてある。
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1枚目の写真で子どもの後ろにいるおじさんが手作業で巨大な舌の形にのして、オリーブオイルを刷毛で塗る。
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オーブンの前で作業してるおじさんが取りにやってきて...
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巨大オーブンの右前に持っていき、ピッツァ・ロッサ/pizza rossa(赤いピザ)の場合は、別のおじさんが板から長い柄のついた細長いヘラの上に平たくのされたピザ種を移して、ピザ・ソースを刷毛で塗る。
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これでやっと下準備完了。もう1人のおじさんがオーブンの中にピザ種を入れ、焼き加減を入念チェック。
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焼き上がったピザは工房の左側の一角へ。
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時が経つのも忘れて、大興奮で窓の前にはりついて観察したり写真を撮ったりしていた私。フト気付いたら、後ろに人が並んでる。しかもイタリア語で「日本人がああやって、いつまでも写真を撮ってる」とイタリア語で文句をいう声が... す、すみません!即座に場所を譲り退散。

それにしても楽しかったなあ。この旅行で3本指に入るお気に入りの場所。手際よく淡々と、しかし、丁寧に勘所を押さえて作業にいそしむおじさん達。伝統の味の屋台骨を支えてる熟練職人の仕事ぶりを垣間みることができてうれしかった。

このお店、ピザが街一番のおいしさという評判ですし、作ってる様子が見学できるので、一粒で2度おいしいグリコの様なベーカリー。食いしん坊の皆様には心からおすすめしたいスポットです。

今さっきネット検索したら、お店のホムペを見つけました(クリック!)。何と、ロンドン、ニューヨーク、ボストンなどの都市にあるベーカリーの技術指導してるらしいです(お店の一覧)。本格的なローマ風のピザが海外でも楽しめるようになったのは素晴らしいですね。
イタリア在住、ときどき日本。
食いしん坊でカメきちな日々を気まぐれにつづります。
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