motocchioの食いしん坊日記

野菜たっぷりのケークサレ

最近日本では、フレンチのケークサレなるものが流行っているらしい。ケークはケーキ、サレは塩、つまり塩味のケーキだ。ちょっと前に、何でも新しいものをすぐ取り入れる食いしん坊友だちのeさんがブログで紹介していて、かなり心惹かれていた。キッシュよりも軽く、日持ちはするし、作り方が簡単とのこと。よいではないですか!

昨日は、5年間家族ぐるみのつきあいだった友だち夫婦のお別れ会だった。ダンナさんの栄転でアメリカに引っ越すことになったのだ。ポトラック・パーティーらしいので、ケークサレを作って差し入れることにした。

普通はパウンド型で焼くものらしいが、家にはないし、大人数用に切り分けるにはよくなさそうなので、四角い型で焼くことにした。中に何を入れるか迷ったが、ちょうど家にあった野菜を使うことにする。

分量は迷ったが、いろんなレシピを総合して、以下のようにした(パウンド型の分量の3倍)。

野菜  450グラム
(ズッキーニ 2本、赤ピーマン半個、赤玉ねぎ1個)
ハム  100グラム
塩こしょう

A {卵 6個
EVオリーブオイル 大さじ9
粉チーズかチーズのすりおろし 100グラム
牛乳 200cc
塩 小さじ1}

小麦粉 300グラム
ベーキングパウダー  小さじ3

作り方
1 あらかじめオーブンを180度に熱しておく
2 野菜はみじん切り、ハムは幅1センチに切り分けたものを千切り。フライパンにサラダオイルを熱し、ハムを炒めていい匂いがしてきたら、玉ねぎ、赤ピーマン、ズッキーニの順に加えていく。最後に塩こしょうで味付け。
3 ボウルでAの材料をようく混ぜて、炒めた野菜とハムを入れて更に混ぜる。
4 ボウルに小麦粉とベーキングパウダーを少しずつふるい入れ、ようく混ぜる。オリーブオイルをぬって、ベーキングペーパーをしいておいた型に入れる。
5 オーブンで40分焼く

確かにとっても簡単。炒めて混ぜて焼くだけ!
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初めて試すレシピなので、おいしいかどうかわからず、味見せずに持っていくのはちょっと不安だったから、会場で切り分けるときに、こっそりクマ夫と一切れ目を味見。これはいける!軽くてしっとり。子どもも好きそうな味。
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平たい型で焼くと、見た目がスパニッシュオムレツ ^_^;

好評で、あっという間に売り切れ 

簡単でおいしいから、また作ろうっと ♪
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  • 15:08 | Edit

エスカルゴのオーブン焼き

パリでエスカルゴ食べてみました。人生で2度めのエスカルゴ体験です。女友だちが頼んだ牛の骨髄焼きのド迫力とは対照的に、わたしが頼んだエスカルゴは穴のあいたお皿にちんまり6切れおさまって出てきました。

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一切れパクリ。おいしい!これは白ワインにあうねえ。味付けはオリーブオイル、にんにく、タラゴンか?かなり噛みごたえがあります。味はちょっと日本のバイ貝に似てるかな?オイルをフランスパンになすりつけて食べるとまたおいしい。エスカルゴからダシがたっぷり出ているのか。

このエスカルゴ、ブルゴーニュ産です。女ともだちいわく、エスカルゴはブルゴーニュ産がいちばんなんだそうで。かたつむりならどこ出身でもいいっていう訳じゃないんだね。

かたつむり、実はイタリア人も食べます。実際に誰かが食べてるところは見たことありませんが。イタリアの田舎では食べる前にかたつむりを暗い箱に何日間も閉じ込めます。こうすると、かたつむりがフンをしてきれいになるのです。ところが、フランスでは最低20日間閉じ込めて、餓死寸前まで持っていくんだそうです。こうすると、身が適度にしまって味わいが増すからというのがその理由。フランス人、美食のためなら何でもするね ^^; 

今回食べたエスカルゴ、とってもおいしかったんですが、後からひどく胃がむかむかして、その日の夕飯は抜きました。女ともだち曰く、エスカルゴは消化に悪いので有名なんだそうです。そ、それをもうちょっと早く言ってほしかった... ^^;
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焼き骨髄バゲットトースト添え

「フランス人は肉食民族だあ!」と痛感した一品がこれでございます。

kotuzui

骨髄を骨ごとどど〜んと豪快にオーブン焼き。ナイフで一口大に切ったものをバゲットトーストになすりつけて、ゲランドの塩をぱらりとかけて食べます。こわごわ味見させてもらいました。意外においしい!まったりこってり。独特の旨味があります。でも、かなりヘビーです。一口でけっこう。女友だちはぺろりとたいらげておりました。この後、豚の頭の肉の料理も食べてたし... いや〜、さすが肉食民族。あっぱれでございます。とても真似出来ません。

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Chez Flottes Brasserie Parisienneにて
(サービスいいし、気取らない雰囲気だし、料理はおいしいし、いいお店でした。ただしメニューはかなり肉食民族仕様です)
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  • 06:30 | Edit

Eric Kayserのキッシュ

3泊4日でパリの女ともだちのところに遊びにいってきました。滞在2日めの朝、ひとりで学生の街カルチェ・ラタン界隈をうろうろしていたら、やたらお腹がすいてきました。「寒いし、ひもじいし...」とくじけそうになった瞬間、目にはいったのが行列が出来てるパン屋さん!思わず店の前にいって、並べられているものをチェックしてみると、う〜ん、おいしそうではないですか。ペーストリー、フィナンシェ、女子心をくすぐるかわいらしいケーキ、サンドイッチ、奥に並べられた立派なバゲット。お店の奥では、若いパン職人さんが必死にパンをこねてます。いい感じのお店だな。何か買って味見してみたい!

さんざん迷いましたが、何か塩辛いものが食べたかったので、小さいサイズのキッシュ・ロレーヌ購入。ベーコン入りのオーソドックスなタイプです。お店のひとに見ぶり手ぶりで頼んで(何とか通じる!)、あっためてもらいました。その後、街歩きしながらかぶりつき。う〜ん、おいしい!電子レンジであっためてもらったので、外側がちょっとふにゃっとしていたのが残念でしたが、味はとってもよかったです。食べた後、ずっしりお腹にきましたが...

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後で女友だちに報告したら、このEric Kayserというパン屋さん、名店なんだそうです。お店のホムペの情報によると、パリのみならず東京をはじめとして世界のあちこちにもビジネスを展開している模様。有名なお店だったんだね。ここのバゲットは見るからにとってもおいしそうでした。いつか試してみたい!
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  • 18:35 | Edit

ちょっぴり和風なオニオンスープ

寒いです。連日雪がふってます。身体があったまるものがおいしいです。

毎日鍋物ばかりだと芸がないので、今年は何年ぶりかにオニオンスープを作ってみました。オニオンスープといえば、根気よく炒めたタマネギの飴色がポイント。でも、根気がないうえにいそいでいたわたしのスープは飴色からほど遠い。そこで、発作的に目についたお醤油を入れてみたら、これが大当たり。色づけ、風味づけ、炒め時間短縮、一石三鳥!

< 材料(2人前)>
タマネギ       4~5個
バター        大さじ1
オリーブオイル    小さじ1/2
ビーフブイヨン    カップ4~4&1/2
醤油         大さじ1
白ワイン/ブランデー 大さじ1(なければ省略してもよい)
塩・こしょう     適量
フランスパン     
溶けるチーズ     カップ1    

1 タマネギを薄切りにして、厚手の鍋かフライパンにバターとオリーブオイルをあたためて、最初は強火で炒める。いい加減しんなりしてきたら、火を弱めて狐色になるまで炒め続ける。
2 フランスパンは1センチの薄切りに。大きいサイズなら2枚、小さいサイズなら4枚、トーストしておく。
3 タマネギの鍋にブイヨンを入れて沸騰させ、醤油、白ワイン/ブランデーを加えて、15分ほど煮込む。すこしとろりとしてきたらOK。塩こしょうで味をととのえる。
4 耐熱容器にスープをそそぎ、フランスパンを入れてスプーンか何かですこしおさえる(こうするとスープがパンにしみてよい)。表面をチーズでおおって、200度のオーブンで、表面がこんがりするまで焼く。
5 あつあつを召し上がれ!

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焼けてきた、焼けてきた 笑顔
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イタリア在住、ときどき日本。
食いしん坊でカメきちな日々を気まぐれにつづります。
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