motocchioの食いしん坊日記

タコのガリシア風

私が最も好きなスペイン料理のひとつが、タコのガリシア風です。

はじめて口にしたのは、ハーフのスペイン人の友だちが連れて行ってくれたサンフランシスコのスペイン料理店Zarzuela。この友だち一押しの一品がタコのガリシア風だったのです。

シンプルな料理です。要するに茹でダコのスライスをEVオリーブオイル、レモン、塩、ピメント(スペインの燻製パプリカ)で味付けしただけ。よく茹でじゃがいものスライスが添えられています。

昨日初めて自分で作ってみました。こちらでは下茹でされたタコの足などという便利なものは売られてないので、小さなタコを自分で丸茹で。スペインではタコを丸茹でする時は、お湯に塩と玉ねぎを丸ごと入れるそうなので、そうしてみました。

大皿にドドーン!
polipo galicia blog
本場では木製のお皿で供さることが多し

「ひえ〜、オリーブオイルかけすぎなんでは?」という声が聞こえてきそうですが、これぐらいたっぷりかけても良質のオイルであれば旨味が増してもヘビーになることはありません。地中海料理では、オリーブオイルは味の決め手ですから、清水の舞台から飛び降りたつもりで景気よくかけましょう。

ちょっとタコを茹ですぎちゃったけど、お味の方はしっかりスペイン風になりました。味の決め手はピメント(燻製パプリカ)。これをかけるとたちまちスペイン風というパウダー。

ワインのあてにも最高。おすすめの一品。

夏野菜のパエリヤ

夏になるとムラムラとパエリヤが作りたくなる!
パエリヤは元々男の野外料理です。ガハハと笑いながら野外で豪快に大家族のために男が作るもの(実例)。わたしゃ、女でクマ夫のためにだけ自宅の台所で作りますが、気分だけはスペイン男でガハハと笑いながら用意します。

シンプルで簡単なはずの料理ですが、実はパラッとふっくら仕上げるのは難しい。スペインでは、お米と具材をようく炒めて熱いスープをそそいだら、鍋は覆わないでスープをお米にすわせますが、これだとお米が生煮えで失敗しがち。この夏は、丸山久美さんの『週末はパエリャ名人』を参考にして、蓋をして炊き上げる方法を試してみました。作ったのは夏野菜のパエリア。野菜のパエリアはシンプルで安上がりで、我が家では一番人気です。

paella
いんげん、カリフラワー、トマトピューレ、にんにく、玉ねぎで炊き上げ
最後に茄子と赤ピーマンを焼いておいたものをトッピングしてみました〜
もうちょっとトマトを入れてもよかったかな


味の決め手はピメントン!ピメントンとは、スペイン産のパプリカを燻煙してから粉にすしたもので、独特の香りがあり、スペイン料理には欠かせないものです。スペインの有名な赤いソーセージであるチョリソにもピメントンがたんまり入ってます。ピメントンがあれば、お手軽にご家庭でスペイン風料理が楽しめる。たとえば、イタリアでも一般的なゆでダコのサラダもピメントンを散らすだけで、あっという間にスペイン風に。辛いタイプと辛くないタイプがあり、パエリアには辛くないタイプを使います。

パエリアは蓋をして炊くと、ちょっと柔らかめの日本の炊き込みごはん風の仕上がり。こちらの方が日本人の口にあうかもしれません。でも、スペインの暑く熱く乾いた夏にはパラッと仕上げの方があいます。所変われば味変わる。

ガハハ国王直伝:野菜のパエリヤ

バレンシアはスペインの国民料理パエリヤ発祥の地。今回の旅で3泊お世話になったガハハ国王がマドリード出身にもかかわらずパエリヤの達人なのも、子どものころから毎年バレンシアの別荘で夏をすごして作り方を覚えたからだそうです。滞在3日めの晩には、自慢の腕をふるって、野菜がたっぷりはいったパエリヤを作ってくれました。

<直径30cmパエリア鍋> 4人前
材料
にんにく   小さめのもの丸ごと(皮はむかない)
カリフラワー 小1個(小房にわけておく)
いんげん   ひとつかみ(両端をとって3センチぐらいに切っておく)
アーティチョーク オイル漬けか冷凍物5個(なくてもよい)>半分に切っておく

米      2合   洗わない
パプリカ粉  小さじ2 甘口の薫製したもの(香りがよい!)
塩      小さじ2
野菜スープ  4カップ 

オリーブオイル

作り方
1.パエリヤ鍋の真ん中にニンニクを置き、オリーブオイルをどぼどぼかける。中火にかけて、ニンニクの表面が少しキツネ色になるまであたためる。
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2.野菜をぜんぶ入れ、よ~く炒める。
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3.トマトピューレを加えて中火で更によく炒める。
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4. 薫製パプリカも加える。
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5.お米を加えて軽く混ぜる。
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6.スープと塩を入れ味を見て、米を入れて強火で5分。この時絶対かき混ぜない
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7.一度だけ全体をざっくりかき混ぜ、極弱火で15分。(国王はふたをしませんが、私はアルミホイルか何かでふたをした方がいいのではと思っています...)
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8.米がスープをたっぷり吸ってふっくらしたら火を止め、(アルミホイルをのせた場合は取り除き)、新聞紙でふたをして10分間むらす。
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9.できあがり!
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<パエリヤ作りのポイント>
1 お米は洗わない
2 材料はたっぷりめのオリーブオイルでよく炒める
3 米:スープの割合は1:2
4 スープに米を入れてからは強火で5分、弱火で15分
5 新聞紙をかぶせて蒸らしが10分
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スペイン風肉団子のトマト煮

ガハハ国王邸滞在3日目のお昼ごはんは、スペイン風肉団子のトマト煮(スペイン語で肉団子はアルボンデガス)でした。シンプルですが抜群のおいしさ!ただし、スペイン風の方が仕上がりがしっかり固めで、わたしはこちらの方が個人的には好きかも。

<作り方>
1) ひき肉(子牛、合挽きなど)、パン(牛乳にひたして柔らかくする)、牛乳、パセリのみじん切り、にんにく、塩をボウルに入れて、よく混ぜる。耳たぶよりもちょっと固めになるぐらいに牛乳を少しずついれながら、固さを調整します。

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2) 玉ねぎのみじん切りをオリーブオイルで軽く色づくまで炒め、トマトピューレーを加えて火にかけます。白ワインやシェリー酒を少々加えると更においしくなるかもしれません。好みでローリエの葉を一枚くわえてもよいでしょう。

3) 肉団子のタネを3センチ大のボール状に丸め、小麦粉をうすくつけて揚げます。揚がったものから肉団子を鍋のなかに直接ぽいぽい放り込んでいきます。

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4) 15~20分ほど煮込んで塩味をととのえれば出来上がり!

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すぐ食べるよりも、1回冷ましてからあたため直して食べた方がおいしい音符
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チョリゾ入りレンズ豆のスープ

ガハハ国王邸滞在2日目のお昼ご飯は、チョリゾが入ったレンズ豆のスープでした。作り方はいたってシンプル。水、レンズ豆、それから、リーク(長ネギでもよい)、玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、調理用チョリゾを適当に切ったものを鍋に入れて、火にかけるだけ。30分ぐらい煮込んで塩味をととのえて出来上がり。

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チョリゾからいいダシが出るので、スープの素などを入れる必要はありません。

チョリゾには、料理に使うタイプと切ってそのまま食べるタイプがあります。調理用は生食用よりも細くて固めなように思えました。スープの他にオムレツの具、パエリヤのダシなどにも使われます。

チョリゾ、野菜、レンズ豆のうま味が溶け出したスープがおいしい!ほのかにパプリカの味もします。わたしもクマ夫もおおいに気に入ったので、ガハハ国王に連れて行ってもらったスーパーで調理用チョリゾを一本購入しました。
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イタリア在住、ときどき日本。
食いしん坊でカメきちな日々を気まぐれにつづります。
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