motocchioの食いしん坊日記

プンタレッラのスープ

プンタレッラですが、サラダにするのは花芽だけ。
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大量の外葉、すてちゃうのはもったいない。さわやかな苦味がある青菜でおいしいです。別名cicoria di catalogna (チコリア・ディ・カタローニャ)という事実が表すように、プンタレッラはチコリア(苦味がある青菜)の仲間ですから、チコリアの様に食べることができます。

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小さめのプンタレッラの外葉の方が柔らかくて苦味もすくなくておいしい

食べ方その1はアーリオ・オーリオでソテー。味付けは、アンチョビー(オプションで鷹の爪)を入れてもいいし、シンプルに塩こしょうでも。和風の煮浸しにしてもおいしいです。

食べ方その2はスープ。まずアーリオ・オーリオでさっと炒めます。
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あとは、水、冷凍スープの素、鶏ガラスープの素、黒コショウ少々加えて、20分ほど煮るだけ。
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EVオリーブオイル少々たらし、挽きたて黒コショウ、おろしチーズをかけて、ボナペティト!
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切ったニンニクをなすりつけてカリカリにトーストしたパンを添えて


プンタレッラの外葉は、 チコリア同様、雑穀や豆との相性抜群。スペルト小麦にもあいます。

イタリア風かぼちゃの炒め煮

先週の週末にかぼちゃ購入。久しぶりにカボチャのクリームパスタを作ったら、中途半端にかぼちゃが余ってしまいました。そこで昨晩思いつきで、イタリアーノなカボチャの副菜を作ってみました。レシピはイタリアで人気のレシピサイトGiallo Zafferanoのもの。

皮を剝いて種をとったカボチャを角切りに(今回買ったカボチャは皮が柔らかいタイプなので皮は残した)。フライパンでオリーブオイルと皮を剝いてたたきつぶしたニンニクを熱して、中火でニンニクが薄くキツネ色に色づくまで焼きます。ここでカボチャとローズマリーの枝を入れて、表面がこんがりするまで焼きます。白ワインと塩を加えて蒸発させます。さらに10分ほど炒めたらできあがり〜

熱々をボナペティト!;
kabocha
反省:各切りの大きさが激しくバラバラ  いつものことだけど...

それはさておき、とってもおいしかったです!特にチーズとの相性は抜群だし、彩りがよいので食卓が元気になります。

風邪気味なので晩酌は控えましたが、次回はチーズと白ワインで楽しみたい一品です。

ボッリートミストの残りのスープ

先日ボッリートミストを作った時にスープがとれました。ボッリートミストは一粒で二度おいしいグリコのようにお得な料理なのです。

翌日冷たくなったスープの上に浮いた油をスプーンで取り除きあたためてからザルでこします。
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透明できれいなスープ(イタリア語でブロード)になりました。
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いろいろな料理に使えますが、手っ取り早いのが詰め物パスタを浮き実にしたスープ。本日はカッペレッティというロマーニャ地方のパスタを使いました。この『Cappelletti』とはイタリア語のCappello(帽子)から来ていて、小さな帽子という意味です。ボローニャより西のエミリア地方のトルッテリーニに似ています。違いはカペレッティの方が肉の含有量がすくないんだそうです。
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ブロードにトマトペースト、パセリのみじん切り、胡椒少々加えて煮立てたものでカッペレッティを数分茹でたら出来上がり!
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イタリア版雲呑スープみたいなものです。日本の方のお口にもあうと思います。

サルサ・ヴェルデでボッリートミスト

先週末から冷え込んで、2日前の日曜日に南チロルの山々では雪が降りました。雪が降ると途端に山の方から吹いてくる風がすがすがしくなります。
mountains stamattina blog
昨日の朝ベランダにて撮影

こういう時節になると鍋物やスープに続いて食べたくなるのがイタリアおでんことボッリート・ミスト(bollito misto)です。本日はシンプルに牛肉の固まり、鶏の手羽元で作りました。

牛肉の固まりは最低一時間煮込んでいい加減柔らかくなったら、一センチぐらいの厚さにスライスしてスープの中に戻して5分ほどあたためてから食べると、しっとりした食感になります。フランスのポトフやロシアのボルシチでも同様のやり方。おもしろい。

フランスのポトフにはマスタード、日本のおでんには辛子を添えて食べますが、イタリアのボッリートミストといえばサルサ・ヴェルデ(緑のソース)。ピエモンテ風ボッリートミストの定番ソースで、ピエモンテ方言ではBagnet Verdという名前です。作り方はいたって簡単。パセリ、にんにく、水に浸して柔らかくしておいたパン、ヴィネガー、EVオリーブオイルをブレンダーでがーっと混ぜるだけ。最後に塩味を整えたらできあがり。我が家では、にんにく抜き、オプションでアンチョビー、ケッパー、固ゆで卵の黄身もいれます。
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もうちょっとサラッと仕上げた方がよかったかな
濃度はオリーブオイルとヴィネガーで調節してくださいね


ボナペティト!
bollito misto blog
見た目は地味だけど、しみじみおいしい

お酒がいける方はおいしい赤ワインを飲みながらぜひ。

ボッリートミストを食べて一杯飲んだ晩は気持ちよく眠れる。おでんで一杯飲んだ後にようく眠れるように。寒い季節の楽しみのひとつ。

スカローラのスープ

ぶるぶるぶる... 一週間前は秋晴れの気持ちのよい日が続いていたのに、数日前に天候が崩れて、南チロル山脈は今日初雪が降りました。私たちが住んでる山里の街でも一気に気温が下がり、最高気温が10度ほどしかありません。

寒くなって、早くも鍋物やスープがおいしい季節になりました。

先日はクマ夫のリクエストに応えて、お母さんが最近考案したスカローラのスープを作りました。私も一度味見したのですが、これが地中海らしさ一杯のスープなのです。ナポリ人の血をひくお母さんならではのレシピだと思います。

今日使う食材のスカローラという野菜。エンダイブの仲間でちょっと独特の苦味があります。巷ではレタスとエンダイブを足して2で割った様な味と言われております。
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日本でもイタリアの野菜として売られているようですが、楽天市場で輸入物が一個3000円近くします... 誰が買うんだい?!イタリアではちなみに市場で買ったら200円もしません... 空輸の費用がかかるのかもしれませんが、それにしても付加価値つけすぎなんでは?!

それはさておきスープの作り方です(2人前)。スカローラ1個は洗ってから、しなっとするまで塩茹でにして、ザルにあげてから水気を絞ってザク切りに。フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて中火で熱します。にんにくが狐色に色づいたらアンチョビーを5〜8尾入れて30秒ほど炒めて、アンチョビーが溶けたらスカローラ、トマトペースト、ケッパー、四つ切りにした黒オリーブを加えてソテー。5分ほど炒めたら4カップほどの水を加え、沸騰したら火を弱めてコトコト15〜20分ほど煮込みます。スカローラがとろっとしたら出来上がり。塩味をととのえたら出来上がり〜♪
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トーストしたフランスパンのスライスをスープ皿に入れて、上から熱々のスープをそそいで、ボナペティト!お好みですりおろしチーズをかけても。

種明かしをすると、この料理、元々はナポリ地方で作られる詰め物パイの中味にお母さんが水を加えてスープにしたものなのです。水を加える前のスカローラのソテーはそのままパンに添えて食べてもおいしいですよ。
イタリア在住、ときどき日本。
食いしん坊でカメきちな日々を気まぐれにつづります。
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