先日電車に乗っている時に一時停車したヴェローナ駅で、オリエント急行を目撃!ヨーロッパの優雅さと贅沢さを一身に詰め込んだような列車。ボロボロのイタリア国有鉄道に慣れてしまっている自分の目にはまぶしい...
クリックすると写真が大きくなります
食いしん坊の神様のはからいか、目の前はちょうど食堂車。キッチンから次から次へと出てくる料理を、正装したウェイターがせっせとテーブルへ運んでおりました。
ネットを調べてみたら、オリエント・エクスプレスのHP発見:クリック! 1881年に運行開始、1921年にパリーイスタンブール線が開通し、黄金時代を迎えますが、第2次世界大戦が始まると徐々に下火になり、1977年にボロボロになった寝台車と客車3台だけという寂しい形で運行打ち切り。しかし、実業家で列車愛好家であるジェームス・B・シャーウッドが、1970代終わりに、30億円もの私財を投じて、35台のヴィンテージ寝台車、客車および食堂車を購入、復元。1982年にベニス・シンプロンがロンドンからベニスまでの運行が再開され、伝統がめでたくよみがえったんだそうです。
優雅なアールデコ調の内装の客車、きめ細やかなサービス、そして、贅沢な食事(メニュー例)... 一生に一度でいいから乗ってみたい... と思って、値段をチェックしてみたら... やっぱり高い(料金表)!