クマ夫がベルリンから帰ってきてから風邪をひいて咳がゲホゲホ。身体があったまる食べ物を所望します。
という訳で、スープや鍋物が頻繁に食卓に登場する今日この頃。先日はひさしぶりに大好物のしゃぶしゃぶにしました!
イタリアには霜降りの薄切り肉なんて当然ありませんが、カルパッチョ用の赤身の薄切りなら簡単に手に入ります。ヘルシーで経済的。ありがたいことです。
ポン酢はシチリア産レモンの絞り汁、醤油、だし醤油、煮切った酒とみりんを混ぜて作りました。薬味はいたって普通に大根おろしに葱のみじん切り。箸休めは大根の皮のキンピラ(向田邦子のレシピ)、白菜の即席漬け。
今まではクマ夫が卓上コンロの火を恐れて嫌がるので、しゃぶしゃぶも普通のコンロで材料を煮てから牛肉を最後に入れて食べていたんですが、これだと赤身の肉がすぐ固くなってしまい今イチだし、何よりも気分が出ない。今回は卓上コンロを備えて、有無も言わせず席につかせて、「ほら〜、こうやってしゃぶしゃぶするんだよ。煮えたらすぐ食べるとおいしいよ〜」と実演してみせたら興味を示して、「しゃぶしゃぶ、しゃぶしゃぶ」と唱えながらうれしそう。子どもか!
それはさておき、はじめて卓上コンロに文句をいいませんでした。結婚して14年めにしてやっと慣れてくれた... 辛抱気のなさでは人後に落ちぬと自負している私ですが、この件に関しては徳川家康のごとくじっと待ちました。待ったかいがあったわ〜。
あんまりうれしいのでガスボンベ2本買い足しました。