motocchioの食いしん坊日記

シチリア料理でお疲れさまランチ

気がついたら一か月あまりブログを更新してませんでした。6月はとにかくいそがしかった... バタバタしているうちにあっという間に時間がたってました。

6月の最終金曜日の仕事を終えた時は、何とかぶじに魔の6月を切り抜けられたとホッと一息。夏休み前にボローニャへ出勤するのはこれが最後。まだ9月にも仕事がありますが、今年度もお疲れさまということで職場の同僚2人と、シドニーで日本語を教えているSさんも交えて、ランチに行ってまいりました。

こってりボリュームのあるボローニャ料理を夏に食べるのはちょっと辛い。ということで、向かったのは例によって職場の近くにあるシチリア料理の名店Da Francesco。メニューは毎日日替わり。熟考の末、四人で名物前菜の盛り合わせ2人前、それから、プリモを2品2皿ずつシェアすることにしました。

前菜の写真は不覚にも撮りわすれておりました!かわりに昨年のお疲れさま会で撮った写真をどうぞ。この前菜はいつ食べても本当においしい。いろんなものが少しずついただけるのもうれしい。シドニー在住のSさんも大感動。

プリモ一品目は白魚のフィリングを詰めた緑のトルッテリーニ。
Da Francesco1
な、なんと、一品ずつ別のお皿に盛られて登場!盛りつけも味も素晴らしい。手打ちのパスタは適度に腰があってしなやか〜。中の詰め物もおいしい。上に飾られてる赤いのは、紅ショウガ! じゃなくて、サンドライトマトのみじん切りですね。パスタの繊細な味のいいアクセントになってました。プロっぽい使い方ですね。

おつぎはシチリア伝統料理の定番中の定番イワシと松の実のシチリア風パスタ。フィノキエットという天然のフェンネルの葉がハーブとして使われているのが特徴です(フィノキエットについての説明はこちらのページをご参照ください)
Da Francesco2
使用されているパスタは太めの空洞ロングパスタのブカティーニ。この料理にブカティーニは太すぎますね。オーソドックスに細めのスパゲッティを使うのが一番ではないかと思います。味付けはとてもよいので惜しいと思いました。

すっきりとした辛口のシチリア産白ワインを飲みながら、話しがはずむ、はずむ〜

パスタを2品食べ終えて一息ついたところでデザート・タイム。いろいろ迷いましたが、私は初めてイチジクのジェラートを注文。ちょっと前に友だちからおいしいと聞いて、気になっていたのです。
Da Francesco3
見た目がかわいいですね!お味の方は、正しくイチジクの味。クリーミーです。おいしかったのですが、同僚のKさんが頼んだカンパリ・シャーベットが更においしかった。ほろ苦く甘さ控えめの大人の味。感動しました。

おいしい料理、日本語での楽しいおしゃべり... 話がはずんでる最中に、お店の人から3時40分で閉店するという通告が。時計をみたら、あら、あと10分ほどしか時間がない。そそくさとお勘定をすませて、私はおおいそぎで中央駅、あとの3名はコーヒーを飲みに近所の別のお店にコーヒーへ。

最後は何だか慌ただしかったですが、和気あいあいと今年度の締めくくりを祝うことができて何よりでした。

Da Francesco

Via Mascarella, 75/A, Bologna
Tel: 051 246802

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イタリア在住、ときどき日本。
食いしん坊でカメきちな日々を気まぐれにつづります。
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