motocchioの食いしん坊日記

ローマの旅2013冬:ベルニーニの子象の像

ありとあらゆる歴史のある建物、噴水、像があふれ、街全体がひとつの美術館の様相を成しているローマです。さすが後世にまで残っているものはどれも立派なのですが、その中でも私が特に愛着を感じたのがこちら。

elefante
ベルニーニ作の小象の像。場所はパンテオン近くのミネルヴァ広場。1667年からオベリスク(紀元前6世紀に作られたもの)を背負って立ってます。

象はカトリックでは知性と慈悲を表し、カトリックに限らずキリスト教においてはポジティブなイメージがある動物なんだとか。古代ローマの時代には、カルタゴの名将ハンニバルが北アフリカから象軍団を引きつれてローマに攻め入り、ローマ人を恐怖のどん底に陥れたという過去がありますよね。当時の象のイメージは限りなくネガティブだったはずが、それも長い年月とともに風化し、ポジティブなものに置き換えられたということでしょうか。

ちなみに、象は私も子どもの頃から大好きな動物です。象にちなんだ音楽も楽しいですよね。これとか。


これとか。


久しぶりに聞きました。何だかなつかしいなー。

小象にオベリスクを背負わせることにしたローマの街が好きです。

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イタリア在住、ときどき日本。
食いしん坊でカメきちな日々を気まぐれにつづります。
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