日本の年末はお正月の準備でおおわらわ。イタリアでそれに相当するのがクリスマスの準備です。
ハイライトはやっぱりごちそうの準備。まずクリスマス・イヴに大ごちそうを食べ、クリスマスの日に再び大ごちそうを食べる。食べて食べて食べまくる2日間の為にマンマやノンナが腕によりをかけて準備します。
作る料理は地域や家庭によってかなり違いがあります。クマ夫の実家では、24日は魚と野菜を中心にしたメニュー、25日は肉を中心にしたメニューです。お母さん1人で切り盛りするのは大変なので、数年前から私も手伝っています。本日はとりあえず24日に食べる片口イワシの酢漬けを用意しました。行きつけの魚屋で一キロ購入。
600円ぐらい
イタリアの基準からすると高い...
山奥に住んでるから仕方ないのかも
頭とはらわたを取って手開きにして冷水でよく洗い、竹ザルに並べていきます。
ペーパータオルで水気をようくとってから、一匹ずつ塩を多めにまぶしてワインビネガー(冷水を少々まぜておく)に2時間ほど漬けます。
そうっと背骨をとって容器に並べてEVオリーブオイルで表面をおおいます。冷蔵庫で一週間ほど保存できます。
食べる30分ぐらい前にお皿に並べて、レモンの絞り汁少々、にんにくの粗みじん切り少々、挽きたて胡椒、パセリのみじん切りをかけてマリネしておきます。
いつもみんな大喜びで食べてくれるので、はりきってたくさん漬けました!お店で食べるとかなり高額ですが(10匹ほどで500円はとられる...)、自分で漬けると600円で家族全員でたらふく食べられます。手作り万歳!