南チロルのクリスマスのお菓子といえばレープクーヘン(ドイツ語でlebkuchen)!蜂蜜、スパイスやナッツ類を材料とするケーキで、ドイツを中心にしたヨーロッパ各地で食されています。
ケーキといってもクッキーのような一口サイズ。南チロル地方のは膨張剤を入れた生地で焼かれているので食感はカリカリではありません。質感しっかりめのミニケーキだと思ってください。この地方でよく売られているのは、真ん中にアーモンドが一粒のっかってます。たまに下半分だけチョコレートコーティングされてるのもあります。
地方によっていろいろバリエーションがあります。ヘンゼルとグレーテルでおなじみのお菓子の家は、カリカリタイプのジンジャークッキーのようなレープクーヘンで作ります。ドイツ人の仲良しの友だちの話しによると、子どもの頃は毎年クリスマスに家族でお菓子の家を作ったんだとか。楽しそうでいいなあ。
我が家が毎年買うのは近所のパン屋さんのやつ。乾燥すると固くなるので、みかんやオレンジの皮といっしょに缶に入れて保存します。スパイスが利いてておいしいですよ。
陰鬱な冬の日は熱々のミルクティーとレープクーヘンを!
本日は日本の総選挙。暗澹たる気持ちで速報を読む。こうなると予想はしていたけれど...