motocchioの食いしん坊日記

ラフティー

先日中国人のお客さんがありました。イタリアに一ヶ月前に引っ越してきた青年で、クマ夫の職場の後輩です。何が食べたいのかクマ夫経由でたずねたら、とにかく白いごはんが食べたいとのこと。そうかあ... 気持ちはわかるよ。いくらイタリア料理がおいしいとはいえ、毎日パスタやパニーニだったらうんざりするし、ごはんが恋しくなるよね。よし、わたしに任せて!

と、使命感にかられてメニューを考えました。いろいろ迷いましたが、落ち着いたのがこちらの和中折衷メニューです:
ー 菜食蓮根餅(からし醤油添え)
ー 赤かぶの梅酢和え
ー アスパラのバター醤油炒め
ー 大根とシトロンコンフィのサラダ
ー 茄子と青唐辛子のピリ辛味噌炒め
ー ラフティー(沖縄風豚の角煮)

どれも普段うちでよく作っている料理なのですが、豚の角煮はひさしぶりでちょっと緊張しました。ちょっと手順を誤ると、固くなったり、柔らかくなってもジューシーさにかけてスカスカになったりするのです。しかも客人は中国人…いつもは有本葉子さんのニンニクたっぷりの長崎風豚の角煮のレシピを使っているのですが、何故か気分はラフティー(沖縄風の豚の角煮)です。泡盛(なければ日本酒)たっぷり入れてしっかり下茹でしてから、カツオだし、砂糖、醤油でコトコト煮ます。ニンニクは入らず、カツオだしが入るのが特徴です。しかし、下煮が終わってからは、東坡肉(本家中国の豚の角煮)を作る時の要領で、丼に煮汁ごと入れて4時間ほど蒸しました。蒸す方が煮るよりも火のあたりかたが柔らかくふっくらジューシーに仕上がるんだそうです。途中ときどき肉をひっくりかえしたり、煮汁をかけたりして、面倒をみます。

できあがりです。
豚の角煮

最後にこれを出したとき、中国人の青年は「スゴイ!」と日本語で歓声をあげてくれましたが、(彼はイタリアに来る前は日本に3年間住んでいたので日本語ペラペラ)、彼が実際に味見してからの感想を聞くまではドキドキ。一口食べて「おいしいです!」と嬉しそうに言ってからは終始無言。途中ごはんをおかわりして、一滴の汁も残すことなく完食してくれました。ほっとしました。

東坡肉風に仕上げたラフティ、今まで作った豚の角煮でいちばん気に入りました。にんにくが入らずダシで煮るので、やさしい味わいです。皮付きの豚バラの固まりを使ったのですが、この皮の部分がとろっとして一番おいしい。今回使った豚バラは赤身が多いヘルシー版でしたが、角煮にはなるべく赤身と脂肪が同じような厚さで層になっているものを使った方がより柔らかな仕上がりになるそうなので、次回はそういう部位を使ってみたい。カロリーが気になりますが、ここまで手間をかけてたまに作る料理だから、ま、いっか ^^;

いつか本格的に泡盛で作ってみたいなあ。って、イタリアでどうやって?!

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イタリア在住、ときどき日本。
食いしん坊でカメきちな日々を気まぐれにつづります。
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