シンプルなイタリア・パスタの代表格カチョ・エ・ペペ。カルボナーラ、アマトリチャーナと並ぶローマの定番パスタです。2年前にローマへ遊びに行った時に、チコリ(イタリア語では「チコリア/cicoria」)という苦味がある青菜のソテー入りのを食べて、そのおいしさに感激。ちょうど先日市場で地物のチコリを買ったので、チコリ入りのカチョ・エ・ペペを作ってみました。
チコリはあらかじめ塩茹でにして、食べやすい大きさに刻んで、さっとソテーしておきます。スパゲッティを茹でているあいだに、ペコリーノ・ロマーノをすりおろし(スパゲッティ100グラムに対して80グラムぐらい)、黒胡椒を挽きます。シンプルなパスタなので、どちらもおろしたて挽きたてを使います。パスタがゆだったら、ボールに投入して、おろしチーズ、黒コショウ、パスタの茹で汁を加えて、ようく混ぜます。最後にチコリも加えて、更に混ぜたら出来上がり。
クリーミーでスパイシーなパスタにチコリのほろ苦さがよくあいます。おいしかった!