motocchioの食いしん坊日記

病院の食生活:朝ごはん

手術日の夜、さして痛みもなく、無事に上手くいって安堵したのも手伝ってか、たっぷり寝ることができました。

さて入院してから初めての朝ごはん。手術日の朝、絶食している私の横で、同室の女性2人がおいしそうに食べていたメニュー!

カフェオレにセンメル(ドイツではンメル)、バターにアプリコットジャム。ウィーンのカフェの定番モーニングメニューと同じですね。ブルニコは元オーストリア領なので、朝食にも伝統の名残があるということなのでしょう。
hospital meail 6
右奥の二つの陶製のピッチャーにはそれぞれ温かいドイツ風ドリップコーヒーとホットミルクが入ってます。蓋はシリコン製?!デザインも色合いもシンプルでかわいいし持ちやすいし、保温性もばっちり。思わず自宅用にほしくなりました。

よいしょと起き上がって、ベッドの上でいただきました。うーん、センメルは焼きたてで、皮はカリカリ、中はしっかりもちっとした食感。バターもジャムもおいしい!熱々のカフェオレもおいしくて、カップに3杯も飲んじゃったw 

翌日も翌々日も同じメニューでした。一年中これなんでしょうねw 

今、写真を見ながら気づいたんですが、やさしいイエローは気持ちがほっとしますね。そういえば、私が子どもの頃に入院した病院のトレーや食器はことごとく寒色だったなあ。あのグリーンブルーとグレーが混じったような色... 思い出しただけで侘しくなる。ただでさえ気持ちが沈みがちな病院での生活。色使いひとつで、気持ちがすこしでも明るくなるのなら、そうするに越したことはないですよね。数年前に甥っ子が肺炎で入院した時、病院のインテリアに暖色が上手に使ってあって、日本の病院もいい方向に変わってきてるんだなあと感心した覚えあり。食器の色使いにも工夫がなされているのかもしれないですね。

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イタリア在住、ときどき日本。
食いしん坊でカメきちな日々を気まぐれにつづります。
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