6 am 起床
看護婦さんの検温で目を覚ます。私が子どもの頃は、消毒済み水銀体温計を一人一人に配って脇の下にはさませていたが、今では耳に検温器を突っ込んでピッと言わせて終わり。こういう一つ一つのアイテムが妙に進化してて感心しきり。
7am 朝食
8am 回診
婦人科の一番偉い先生(私を執刀した先生とは違う人)が看護婦6〜7名、下っ端の医師1〜2名を引き連れてやってくる。お供の数がやたら多い。偉い先生は温厚且つ貫禄があるおじさん。先生との手術の翌日の朝の会話:
先生「痛みや吐き気はありませんか」
私「ありません」
先生「そうですか。それはよかったです。ちょとお腹を見せてください」
私「はい」(お腹をみせる)
先生(ちょっと触って)「いいですね。じゃ、後でカテーテル外しますから、自力で歩いてトイレに行ってみてください。絆創膏も交換します」
私「はい」
お腹、あんなにちょっと触っただけで一体何がわかったのか?!
8〜11:30am
基本的に暇だが、この時間帯にシーツ交換、点滴、注射、ガーゼ交換などがあるので、結構慌ただしい。
11:30am 昼食
昼ごはんの後は自由時間。手術翌日は、この時間帯も点滴を打たれ続けた。でも、1時から3時までは面会時間なので、毎日家族が交替でお見舞いで来てくれて、退屈することはなかった。
3〜4pm 回診
今度は、女医さんが1人だけ看護婦さんを連れて来る。この女医さんが仕事はできるし、とてもよい人で、すっかり好きになる。この病院は、スタッフがみな親切な人ばかりで、とても居心地がよかった。
6pm 夕食
8pm 消灯
看護婦さんがやってきて、「お変わりありませんか?それでは、Gute Nacht(おやすみなさい)」と言いながら、電気を消す。8amにおやすみなさいって、早すぎ!でも、最後の方は慣れて、9時までには就寝できるようになった。人間の順応力の高さってすばらしい。