motocchioの食いしん坊日記

ウンブリアの旅:カステルッチョ〜瀕死のトレッキング

腹ごしらえをしてから、朝8時半頃、トレッキング・コースへ出発!(まだ)ちょうど良い加減の涼しさ。
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周りは禿げ山。木ひとつない。
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谷底の平原はくまなくレンズ豆畑として有効利用されている。
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美しいワンコたちとすれちがう。
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生えている草花といえば野アザミだけ。
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羊飼いと羊の群れがいる光景が有名な場所なので撮る気満々だったが、間近に出会うことはなかった。
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30分ほど歩いたところで、水飲み場発見。冷たいわき水で小さなペットボトルを一杯にする。
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後に、この水に救われることになる

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ここ一帯でテントを貼っていたキャンパーの1人がメロンを冷やしていた

途中左折をするはずなのだが、トレッキングコースの表示がわかりにくくて迷う。多分ここだろうというポイントで左折する。それが瀕死の彷徨の幕開けだった。曲がると、まもなく道らしい道はなくなり、薮だけ。獣道と呼ぶのにふさわしそうな細くわかりにくい道をひたすら進む。この薮が虫だらけで、間断なく私たちを襲う。
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こうやって写真で見直すと、きれいなのだが...
この時、数カ所噛まれたところが腫れ上がり、数週間治らなかった...

30分ほど薮をすすむと、ようやく視界が開けた。その後は、延々と写真のような荒野が続く。
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広大な荒れ野をさまよう人ポツンというのは実はとっても絵になる
なんて、この時はまだ呑気なことを思っていた

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痩せ地に懸命に咲いていた小さな花たち

途中、道がなくなる。岩にペンキで記してあるマークをたどって進んでいく。去年言ったイギリスのヒースが生い茂る荒れ野もこの形式だった。
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虫だらけの薮を抜けて視界が開けてから1時間ほど荒れ野を歩き続けると、ようやく道らしき道に出た。
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しかし、歩けども歩けども道は終わらず、暑さは段々厳しくなっている。しかも、木陰はいっさいなし。旅人の喉をうるおす水飲み場の類いも見当たらず、出発直後に満たしたペットボトルの水も残りすくなくなってきた。

正午すぎになると、ようやくカステルッチョの町が見えた。
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しかし、それはぬかよろこびだった。ここから町に着くには、更に1時間歩かなければならなかったのだ。酷暑は極まり、一刻も早く町に生還したいという気持ちは強かったのが、右手には絶景が広がっていたので、カメラマンとしてはどうしても立ち止まって撮らざるを得ない。そして、撮った後、走ってクマ夫に追いつこうとするから体力を消耗する。こんな感じであたふたと撮った写真の一つがこちら(クリック!)。高台から見下ろしたピアノ・グランデ(大平原)。

ようやく町に到着!この角度から見下ろすカステルッチョの光景はすばらしかった!
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雲は大地に影をおとすということがよくわかった
(写真をクリックすると大きなサイズになります)


出発してから4時間半... あれ、クマ夫、確か3時間ちょっとのコースだっていってなかったっけ?!どうやら途中で道を間違えて余計に歩いてしまったようで

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イタリア在住、ときどき日本。
食いしん坊でカメきちな日々を気まぐれにつづります。
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