土曜日の朝、隣町のトレントに住んでいる友だち夫婦がブランチに招待してくれた。
旦那さんはイスラエル人、奥さんはイタリア人。2人ともアメリカに何年も住んでいたので、パンケーキ、ハッシュブラウン、マフィンなど、アメリカン・スタイルの手作りメニューを用意してくれた。それに加えて、スモークサーモンとクリームチーズのラウゲン(ベーグルの替わり)、イノシシの肉で作ったミニサラミなど、他にも食べ物がたくさん!
マフィンの後ろに控えているのが、ドイツ、オーストリア、南チロルなどでよく食べられているパンであるラオゲン
とても素敵なテーブルセッティング
デザートは、ブラウニーにブルステンゴロ。
ブルステンゴロ?!初めて聞く名前。奥さんのご両親はウンブリア州ペルージャの出身で、子どもの頃、お母さんがよく作ってくれた大好きなスイーツが、ウンブリアの郷土菓子であるブルステンゴロだったのだとか。
作り方は、いたってシンプル。ポレンタ(トウモロコシの粉)に水を加えてから火にかけて練り上げたものに、砂糖、オリーブオイル、干しぶどう、クルミ、アニスの種、リンゴの厚切りを加えてから型に流し込んでオーブンで表面がカリッとするまで焼くだけ。
出来上がり!
アニスの香りのリンゴのシュトゥルーデルといった味わい。奥さんは「今日は焼きが甘くて失敗!」と嘆いていたが、とてもおいしかった。機会があれば、自分でも作ってみたいと思う。