市内をふらふら歩いていたら、カレー屋さんの前にこんなもの見つけた。
カレールウ消費量日本1のまち?!人口が日本1少ない県の街がどうやって日本1になれるの?!ネットで調べてみたら、絶対消費量じゃではなくて、一人当たりの消費量が1位ということらしい。
それはさておいて、どうしてここまでカレー好きな土地柄なのか。巷でささやかれている説明は、共働き世帯が多いから作り置きできるカレーが尊ばれるから(共働き世帯の割合全国9位)、特産らっきょにカレーがあうからなどなど。なるほど、なるほど。
カレー好きな土地柄だけのことはあってご当地カレーの開発にも力を入れている。私が今まで試したものだけでもこんなにある。
いずれもおいしい。レトルトカレーは柔らかい肉がゴロリと入ってる(ただし、鳥取牛カレーは発売当時に比べて肉の量が激減してしまったのが残念)。実家の台所には某かのご当地レトルトカレーが常備されている。鳥取カレーの素は、梨、らっきょう、カニと鳥取を代表する特産物が入った力作だ(シーフードカレーにぴったり)。
これに加えて、今回里帰りした時に見かけたご当地カレーがこれ。
う〜む、これはちょっと... 子どもの時に梨ばかり食べていたせいで梨は苦手だし、甘いカレーはダメなわたしである。どうしても買う気が起きず、売り場素通り ^_^;
さて、ふたつめの疑問である。どうして、鳥取はここまでご当地カレーの開発に力を入れているのか。どうやら、2005年に県東部のカレー好き50人によって結成された市民団体鳥取カレー倶楽部がムーブメントの火付け役。「カレーで街おこし」を合い言葉に積極的な活動を日々続けている(詳しくはこちらのページで)。また、数年前にカレールウ全国消費第1位の座を佐賀に奪われた時は、カレー祭りを開催し、翌年の王座奪還に貢献した。カレー倶楽部の活動精神は以下の通り(HPより):
鳥取を自慢するために、鳥取県東部に住む青年たちによって自主的に結成された戦士たち。毎月0のつく日、鳥取のマチナカに出現し、カレーを食べ、もっと鳥取市がカレールウの消費量でダントツの全国1位をキープするように日々活動しているのだ。
王座の死守はどの分野でも楽ではない。鳥取のカレー戦士たちも日々精進している。
さて、実は私も大のカレー好きである。子どもの時は誕生日に母にカツカレーを作ってもらっていたし(暑い最中にカツカレーを作らされていた母は気の毒)、日本を発つ前は最後の一品として関西空港でカレーを食べることもしばし。地元在住ではないからカレールウ消費量アップには貢献できない。ちょっぴり残念である。
英國屋の特製ビーフカレー
今回の里帰りの最後の一品
おいしかった〜