motocchioの食いしん坊日記

生ハムの王様:クラテッロ・ディ・ジベッロ

実は、けもの臭さが気になって、生ハム(プロッシュート・クルード)がちょっと苦手です。でも、心からおいしいと思える生ハムがいくつかあります。その中でも最も好きなのがクラテッロ・ディ・ジベッロ(通称クラテッロ)です。

クラテッロとは?この機会にちょっと調べてみました。豚のお尻の肉の真の部分で作られたパルマ県産の生ハムで、ポー川西岸沿いの八つの村だけでしか作られていないんだそうです。この部位の肉は少ししか取れないし、霧が出る寒い時期の10月から2月にかけてしか製造されず、熟成も最低10ヶ月とじっくり時間をかけます。ですから大量生産には無縁な食材で、純正のクラテッロは年間13,000個しか生産されません(詳しい説明はこちらのページをご覧になってみてくださいね)。

今日は5年ぶりぐらいに猛烈にクラテッロが食べたくなって、200グラム清水買い。今日のお昼は、これとピアーディナ(ピアーディナについては後日ご紹介します)。でも、太めのグリッシーニ(オリーブオイルと小麦粉で作られた棒状クラッカー)に巻き付けて食べるのがおいしい!あたたかなトーストにのっけても最高。

culatello
紙のように薄く切るのがポイント
塩辛くなくしっとりしていてコクがある


レストランのメニューでも見かけることはほとんどない生ハムです。でも、スーパーに売ってることは多し。もし見かけたら100グラム買って、太めのグリッシーニに巻き付けて食べてみてくださいね。おいしいから!

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Comment

eco | 2011年06月05日 10:09
生ハムは 塩辛いイメージしかないのですが
 これは 食べてみたいです!
emi | 2011年06月05日 10:35
生ハム大好き。高そうだけど。
kao1456 | 2011年06月05日 11:44
美味しそうですね~。名前おぼえておきます!

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イタリア在住、ときどき日本。
食いしん坊でカメきちな日々を気まぐれにつづります。
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