トリノは街の経済活性化政策の一環で、点在している用済みの大建造物を改修し、新たな観光スポットとして生まれ変わらせる努力をしているそうです。滞在2日目の朝に訪れたLa Venaria Reale、それから、今日ご紹介するOfficine Grandi Riparazioniがその例です。Officine Grandi Riparazioniは日本語で言うと大修理工場。元々列車の修理をしていた工場がイベントスペースに生まれ変わりました。
現在はFare gli italiani. 150 anni di storia nazionale(イタリア人を作る。国家150年の歴史)という展示が催されています。これも建国150周年記念のイベント。
入り口。カラフルですねえ...
日本じゃあり得ないであろう配色でしょう
入り口を入ると、すぐみやげもの売り場。国旗や建国150周年関連のグッズがあふれています。実はひそかに建国マニアなFedeが数点ゲット。
ここがイベントスペースの入り口です。ポップでおしゃれだねえ。
中に入ると... 暑い!夏の最中にここで列車を修理するのはさぞかし大変だったことでしょう。疲れていたし、イタリア語の説明を読む根気がなかったので、気が向いた時だけ説明を読む私。すんません ^^; ビジュアル面はさすがイタリア、なかなかアーティスティックです。
入り口近くの照明
Fiatの耕耘機!ランボルギーニも元々耕耘機の会社。
イタリアの車文化の原点は耕耘機にあり?!
カトリック文化のセクションの展示
何かのお祭りの行列がリピートモードで流されていました
幻想的な雰囲気に惹かれて、しばらく見入りました
出口
幻想的で穏やかな現代音楽をBGMに
ゆるやかに舞い浮き上がるダンサー達が見送ってくれる
列車の修理工場だったことを示す線路跡
スタッフのおじさん2人は延々と立ち話をしていました(よくある光景)
入り口前に2列で飾られていた魚のオブジェ
空の海を泳ぐ魚の図はなかなか斬新!