motocchioの食いしん坊日記

Ristorante Consorzio

列車を2回乗り換えて、トリノに到着。宿にチェックインして、ちょっと休んだら、もう夕食の時間になりました。初日の晩は、トリノ在住でスローフード協会に勤める息子さんを持つクマ夫の知り合いのおじさん一押しのRistorante Consorzioにご飯を食べに行きました。こだわりの食材を使った料理を出す気取らない雰囲気のお店らしいです。

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街の中心に静かな通りにあります

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入り口にはGambero Rosso, Osterie d'Italiaなどメジャーなレストラン・ガイドの
おすすめステッカーがべたべた。


土曜日の夜9時。わたしたちが予約したテーブル以外は満席。あたたかな照明の雰囲気のよいお店です。

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あらかじめお店のホームページでメニューをチェックして、Degustazioneメニューを注文すると心に決めていました。Degustazioneと は本来『試食』という意味で、レストランで使われる時は前菜、パスタ、主菜、デザートまでお店の代表的な料理が味見できるセットメニューを指します。フル コースを個別に頼んでいたら、結構なお値段になりますが、Degustazioneだと断然お得。イタリア人に比べると食べる量がすくない傾向にある日本の方にはおすすめです。

席にすわると、ほどなく、パンが出てきました。ケッパー、胡麻、カムット(古代品種の小麦)のバゲット3種。どれもおいしい!ワインは、Degustazioneが肉中心のメニューなので、Ruchéというピエモンテ在来種の赤を注文しました。

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この赤ワインがハズレ。苦くてすっぱくて... 他の2人はおいしいと言ってましたが、わたしはこの手のワインは苦手です。あんまりがっかりしたので、グラスでGaviというピエモンテ在来種の白を頼みました。しかし、これもまた今イチ...

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ピエモンテはワインどころなんだけどなあ...

さて、パンとワインと一息ついたところで、お店のサービスで、突き出しにピエモンテ名物ヴィッテロ・トンナートが出てきました。茹でた子牛肉を薄切りにして、マヨネーズ、ケッパー、ツナ、酢などをあわせたソースをかけて食べる料理です。

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お肉が柔らかくて甘い!おいしいです!
でも、ソースがほんのちょっぴりしかついてこなかったのが残念。
肉そのもののおいしさを味わってほしいのであろうシェフの気持ちはわからないでもありませんが、
わたしはヴィテッロ・トンナートのソースをパンにつけて食べるのが大好きなんです!

さて、Degustazioneメニューの登場です。まずは前菜2品。どちらも絶品!

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牛肉のたたき
粗塩(お皿の左側にちらしてある茶色い粒)、EVオリーブオイル、挽きたて黒こしょうでシンプルに召し上がれ。


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ベイビーアスパラガスのソテーの上に卵のフライ、チーズソース、カリカリベーコンをのっけたもの。

プリモはAgnolotto Gobbo(アニョロット・ゴッボ)。典型的なピエモンテ料理です。茹でた肉、ハーブなどを混ぜた詰め物がしてある四角いパスタ。よくある肉詰めのラヴィオリとはちがって、粉チーズはほとんど入っていないようで、しっかり肉の味がしっかりします。食べ終わったあと、どんな肉が使ってあるんだろうという話になりました。豚のような、子牛のような... お店のおにいさんに聞いたら、豚、牛、子牛、ウサギの肉などが混ぜてあるんだそうです。茹で肉文化が発達してる地方なので、あまった茹で肉を適当に混ぜてパスタの中に詰めるようになったのかな。

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パスタは薄くてプリッとしこっとしていて、よく出来てました。茹で具合も完璧。
ただ詰め物は、ここまでいろんなお肉を混ぜる必要はあるのかと、少々疑問が残りました...


ここまではどの料理も、イタリアにしては限りなく量がすくなく、文字通りDegustazione(味見)程度で、あっという間にペロリとたいらげましたが、主菜はなかなかのボリューム。ピエモンテ牛の一種であるFassone(写真)をピエモンテの赤ワインRuchéでやわらかく煮込んだシチューに季節の野菜のソテーを添えたものです。

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肉がほろほろ柔らかい!煮込み加減もばっちり。
ソースもつけあわせのズッキーニのソテーもおいしいです。


お肉はちいさな固まりでしたが、結構なボリュームで、食べ終わった後、お腹にずっしり来ました。小休止したところで、ピエモンテといえばこれというぐらい有名なデザート、パンナコッタが出てきました。上にかけるソースは何種類からか選べます。わたしは夏らしく、キノット(ちょっと苦味がある小さめの柑橘類)を選びました。

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う〜、甘さひかえめ、柔らかくてとろけそう... 酸味があるソースもぴったり。
やはり、餅は餅屋にですね!

本日のディナーはこれでおしまい。Degustazioneメニューは全部で30ユーロ。

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サービスを切り盛りしている兄弟と思われる2人の男性
どちらもとてもフレンドリーで親切でした


気取らない雰囲気のお店ですが、実はイタリアのレストランTop16にランキングされている名店らしいです。確かにおいしかったけど、そこまですごかったかな...

この後、胃腸が弱いわたしはピエモンテ牛の煮込みがなかなか消化できなくて苦しむことになります...

Comment

emi | 2011年05月25日 21:11
私も絶対『味見メニュー』がいい!こういうの最高!全てのレストランで取り入れてほしいわ~。

でももとさんは味の方はあんまり感動してないみたいね・・・
もと | 2011年05月25日 22:45
味見メニュー、いいでしょ?
ホント、すべてのレストランで取り入れてほしいよね!

料理はどれもアベレージ以上のおいしさだったよ!
でも、行く前に期待しすぎてたかもしれないし、
料理が30度を超える暑さの日にはちょっと重かったかな。
お腹もこわしちゃったし。
だから、ブログ書きながら、ちょっと気分が盛り下がってたかも。
でも、客観的に見てとってもいいお店だから、
トリノを訪れる際にはぜひ行ってみてほしい!

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イタリア在住、ときどき日本。
食いしん坊でカメきちな日々を気まぐれにつづります。
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