motocchioの食いしん坊日記

風力および地熱発電の可能性

昨日いそいで書いた日記に自然エネルギーを利用した発電について不確かなことを書いてしまい猛反省。読みながら鼻白まれた方もいたのではないでしょうか。おはずかしい。

反省ついでに、風力発電と地熱発電についてちょっと調べてみました。

[風力発電]
原発東電の発電能力は事故直前で一日あたり5200万kw 。4月12日現在は4100万kw。

それに対して風力発電。郡山の布引高原にある風力発電所。ここには風車が33基あって、出力はおよそ6.6万kw。一基あたりの発電量は2000kw。

東電全体の供給量(今現在の4100万kwとして)をまかなうのに必要な風車の数:

4100万kw÷2000kw= 2万500基

風車2万500基作ったら東電の現時点での供給はまかなえるという計算になります。とはいっても、東電エリアだけで風車2万500基って、けっこう多いですね。風力発電が盛んなのはドイツなどのヨーロッパですが、平地がすくない日本で相当数の風車を設置するのは限界がありそうです。

[地熱発電]
地熱エネルギーの利用については、日本地熱学会が運営しているサイトにわかりやすく書かれています:クリック!

地熱発電の仕組みです(以下、日本地熱学会のサイトから引用):
  • 地熱発電とは、地中深くから得られた蒸気で直接タービンを回し発電するものです。地球は、地中深くなるにつれて温度が上がり、一般に深さ30~50kmで1千度程度と考えられています。いわばひとつの大きな熱の貯蔵庫といえます。 しかし、この熱源はあまりにも深部に存在するため、現在の技術でこれをエネルギー資源として利用することはまず不可能です。ただ、火山や天然の噴気孔、温泉、変質岩などがある、いわゆる地熱地帯と呼ばれる地域では、深さ数kmの比較的浅いところに1千度前後のマグマ溜りがあ ります。そして地中に浸透した雨水などがマグマ溜りによって加熱されて、地熱貯留層を形成することがあります。このような地点に貯えられた熱を直接、エネルギー源として利用するのが地熱発電なのです。
地熱地帯だらけの日本は地熱発電に適した環境にあるということなのですね。

地熱利用のメリットは4点:
  • 純国産エネルギーなので、海外の輸出国や市場の影響を受けにくい
  • 火力発電も原子力発電も燃料を燃やしてタービンをまわすことによって発電するが、地熱発電は地球深部の熱によって作られた蒸気を使うので燃料が要らない
  • 燃料を燃やさないので環境にやさしい
  • マグマが冷えきらない限りは安定供給(つまり半永久)
すでに地熱発電所は日本に作られています。一覧はこちらです。各発電所の名前をクリックすると、発電量などの情報を見ることができます。場所によってまちまちで、数百kwのところもあれば、10万kwにおよぶところもあります。

東芝は地熱発電所向けの設備を受注しているようです。何とシェアは世界トップ。1966年に岩手県松川地熱発電所に受注して以来、今までに北米や東南アジア、アイスランドなどに52台の設備を納入しています(ニュースはこちら)。この最新設備1基でまかなえる電力量がおよそ4万kwです。

[終わりに]
風力発電は風車を大量に設置する必要があるため、平地が限られている日本では拡大実施に限界がありそうですが、地熱発電を組み合わせることによって、かなりの電力を供給することは不可能ではなさそうです。

2010年の段階で原子力発電が日本全体の電力量に占める割合は23%。将来的に全国にちらばっている原子力発電所をすこしずつ閉鎖し、自然エネルギー源を利用した発電所に置き換えていく政策の検討を切望。

長くなってしまいました。ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。

Comment

ゆったん | 2011年04月12日 19:06
こちらにも風力発電ありますよ、とにかくデカイ!狭い日本にたくさん設置するのは無理だと思います。
ちなみに風が吹いてちゃんと動いているのを見たのは、たった一度だけ。あとは・・・、いつもほとんど動いてない(苦笑)
もと | 2011年04月12日 19:42
ゆきちん
現実的なコメント、ありがと!
風車、大量に設置するのはやっぱりきびしそうだねえ。となると、頼みの綱は地熱?!

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イタリア在住、ときどき日本。
食いしん坊でカメきちな日々を気まぐれにつづります。
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