それはさておいて、楽しみにしていたことがズバリふたつ。海辺を散歩して写真を撮る。そしてリグリアの郷土料理を食べる!
リグリア州といえばファリナータ。要するにお焼きです。作り方はいたってシンプル。ひよこ豆の粉(ファリーナはイタリア語で『粉』)を塩水で溶いて、オリーブオイルをひいた天板に流し入れてオーブンで焼くだけ。ここ数年サヴォーナですごすことが多いクマ夫のおかあさん曰く、何とサヴォーナにはすぐれものの専門店があるというのです。滞在2日目のお昼は即ここで決まり。お店の名前は『Vino e Farinata』(ワインとファリナータ)。
まんまのネーミング ^_^;
店先をぞいた時点で一気に興奮状態におちいったわたし。ここのファリナータは、な、なんと、薪火オーブンで焼かれているのです!
カメラ片手に興奮状態のわたしに
お店のおにいさんが「オーブンの中の写真も撮っていいよ」と親切に言ってくれました
お店のおにいさんが「オーブンの中の写真も撮っていいよ」と親切に言ってくれました
大きな銅製のバケツがふたつ。写真ではよくわかませんが、右が黄色っぽいタネ、左が白っぽいタネ。それぞれひよこ豆粉、小麦粉をといたもの。
これだけの量を一日で売りさばくんだね
焼き上がった黄色と白のファリナータをおじさんが適当に切ってお皿に盛りつけて行きます。真ん中が丸こげになっちゃったけど、そんな細かいことは気にしない(さすがにお客さんには出してませんでしたが ^_^;)
(つづく)