夏野菜のラタトゥイユの濃厚な味わいとは対照的に、まさに春のようなやさしい味わいです。
亡きクマ夫のおばあちゃんニコリーナの定番料理のひとつだったんだそうで。クマ母いわく「子どものころからこれが食卓に出ると、春が来たんだなあって思ったものよ」
作り方はいたってシンプル。
<材料>
新たまねぎのみじん切り(クマ母は小タマネギ使用)
アーティチョーク(芯の部分を半分か4つ割りにして薄切り)
グリーンピース(さやから出しておく)
新じゃが、にんじん(皮をむいて角切り)
材料とエクストラ・ヴァジーン・オリーブオイル、塩、胡椒、水(野菜がかぶるぐらい)を鍋に入れて火にかけます。
沸騰したら落としぶたをして弱火。途中水気がなくなってきたら適当に足してください。人参がやわらかくなったら、塩味をととのえてできあがり。
うちではよくパンやチーズといっしょに食べますが、鶏、豚、子牛料理のつけあわせにもよいです。
じゃがいもが煮くずれはじめる前に火をとめるのがコツだよ