motocchioの食いしん坊日記

カルッジ散策のススメ

ジェノバ滞在の2日目と3日目は1人で一日中街をうろうろ。

街の中心にはcaruggi(カルッジ)と呼ばれる高い建物にはさまれた狭くて薄暗い路地が街中にはりめぐらされています。carruggiの歴史は古く、ルネサンス時代にまでさかのぼります。権力争いに明け暮れていた当時の有力貴族たちが街を分割統治し、敵が自分の陣地に入ってきても道がわからないようにわざと迷路のようにややこしい作りにしたんだそうです。また自分の陣地内ですべて生活のことがすむようにと、マイ教会まで作る徹底ぶり(ミサ中に敵に後ろからブスリと刺されるのを避けるためだったんだそうで...)

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実は、ジェノバに行く前に「caruggiは危ないらしいから、歩くときは気をつけるように」とクマ夫に言われていたのですが、広く明るく立派な目抜き通りよりもずっと面白いので、気がつくとほとんど本能的により狭くより薄暗い通りをめざして歩いてました(^_^;) 2日間半歩きまわった私の経験から言いますと、昼間であれば治安の問題もありません(ナポリのほうが100倍こわい)

caruggi巡りに地図はまったく役に立ちません。「今日は街の中心の東側あたりを歩いてみるか」とおおよそのあたりをつけたら、あとは気の向くままに歩いていくのがよいです。寂しい通りにもにぎやかな通りにも一様に人間臭さと生活感があふれています。ジェノバの人たちの暮らしぶりを垣間みたいのであれば、caruggiめぐり、是非ともおすすめします。

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あまりに狭くて車は入れないので、庶民の足はもっぱら原付き!

薄暗く人っ子一人いない寂しい路地の角をまがって、商店街系のにぎやかな通りに出くわしたときは子どものように小躍りしたくなります。carrugi沿いにならんでいるお店のほとんどが個人経営の商いの類いです。肉屋、魚屋、八百屋、パン屋、チーズ屋、食べ物屋、レコード屋、アイスクリーム屋、仕立て屋、靴屋、靴修理屋、小間物屋、電気屋...

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いろとりどりの野菜や果物はながめているだけで楽しい!


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尾っぽが立った(!)ピンピンの小イワシを見て感動。ここの魚屋さんの家族はみんな気さくでとってもいい人たちだった。

夕暮れになると、あちこちの通りで夕げの買いものをすませたおばあさんが買いもの袋をさげて帰途につく姿をちらほらと見かけました。こういう暮らしの風景にふれることができたのが、おいしい魚料理にありついたのに加えて、今回の短いジェノバ滞在で一番心にのこっている思い出です。

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イタリア在住、ときどき日本。
食いしん坊でカメきちな日々を気まぐれにつづります。
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