motocchioの食いしん坊日記

子牛のピッツァ職人風

先回に引き続き、クマ夫の実家に伝わるナポリ料理のレシピをご紹介します。本日の料理は、子牛のピッツァ職人風(vitello alla pizzaiola、ヴィテッロ・アッラ・ピッツァヨーラ)。子牛の薄切り、手作りトマトソース、ニンニク、ハーブ、オリーブオイルをオーブンで重ね焼きしたものです。イタリアの太陽と大地がもたらすおいしさがぎっしり詰まった一品。子牛肉が手に入らない場合は、豚ヒレブタでもOKだと思います。

<トマトソースを作る>
1) 四つに切った完熟トマト6つ(なければイタリアン・トマトの缶詰でOK)、玉ねぎ半個薄切り、塩、バジルの葉6~8枚を火にかけて、30分ほど煮込む。
2) 少し冷ましてから、スムーズになるまでフードプロセッサーにかける。

<重ね焼きにする>
1) オーブンの220度にあたためておく。
1) ベーキングディッシュにオーブンシートを敷き、お玉一杯分ぐらいのトマトソースを適当にのばす。
2) 写真のように大きめに切った子牛のヒレ(厚さ6~7ミリぐらい)の敷いて、薄切りにしたにんにくポツポツと置き、肉の表面全体に塩をふる。

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3) またお玉一杯分ぐらいのトマトソースを適当に肉の表面にのばし、胡椒、薄切りにんにく、おろしたてのパルミジャーノ・レッジャーノ、オレガノ(乾燥ものでもよい)、バジルの葉を細かくちぎったものを載せて、最後に全体にエクストラ・バージン・オリーブオイルをかける。

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4) ソースの表面がじゅうじゅう軽く焦げ目がつくまで焼く。焼き時間は大体20分ぐらい?あつあつを召し上がれ!

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オーブンからただよってくる匂いがたまらん 落ち込み


<ひとことポイント>
ー ソースが激ウマ。イタリア人はちぎったパンにソースをなすりつけ、一滴も残さずたいらげます。本場さながらに是非そうしてみてください!
ー 飲める方へ:軽めの赤ワインか辛口の白ワインにあいます グラス

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ミニ肉団子をそえて

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イタリア在住、ときどき日本。
食いしん坊でカメきちな日々を気まぐれにつづります。
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